ゲーツ米国防長官は6日の記者会見で、兵器調達の大幅な見直し案を発表し、空軍の最新鋭ステルス戦闘機F22の生産中止をオバマ大統領に提言することを明らかにした。大統領は国防費の見直しを宣言していた 【EPA=時事 2009.04.07】
■F-22は、ステルス技術の秘匿度があまりに高すぎるために輸出禁止措置がとられていて、F-4ファントム後継のF-Xとしてこの最強戦闘機を何としても手に入れたい防衛省はヤキモキしていたワケだけれど、
いやいや、輸出向けのスペックダウン仕様ならOKじゃないの?
なんてシュワルツ米空軍参謀総長が発言したりするもんだから、おやおや、これはもしかしてと期待を持たせたところで、完全に息の根を止められてしまった格好だ。
■米空軍はF-22の現在の配備計画183機を不足とし、さらに60機の追加配備(増産)を要求していたのだが、この大不況のせいだろうか、
そんな金はない!!
ということで却下になったようである。
■F-22のユニットコストは1億4200万ドル、F-15Eは3110万ドルなのだそうで実に4~5倍ものお値段になってしまうのだ。
そりゃ、ダメだよっていいたくもなるし、金をかけるにしても、そろそろ無人戦闘機の時代だという見方もあるのだろう。
■けど、莫大な開発費がユニットコストを押し上げているとするなら、調達数を増やせば割引きされて、先の輸出仕様の数を増やせばさらにお得な計算になるんじゃないの?
と食い下がるのは大量生産に親しむ製造業従事者(←もちろん自分のことネ)の浅知恵で、200機程度の生産数だと(これもかなりの推測だが)所詮、全部手作りの試作に近い代物で、やっぱり生産数が効いてくるのだろう。
日本のF-2も同じ構図で調達数を減らされたしな。
■まあ、いずれにしてもF-22が日の丸をつける可能性はかなり低くなったに違いない。
F-4の老骨にムチ打ってF-35にするのか、突如現れたサイレント・イーグル(F-15SE)にするのか、はたまたお手頃のタイフーンなのか。
妄想の日々はまだまだ続くのである。
(また、お得意の勘違いで、輸出仕様(??)はまったく別の話だ、っていうことないよな・・・。)
<2009.04.07 記>

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