おすすめサイト

2008年11月16日 (日)

■日本語は時代の空気を映し出して変化する「生きもの」なのだ。『爆笑問題のニッポンの教養』 日本語学、山口仲美。

今回のテーマは、日本語学。

Photo
■ 爆問学問 『爆笑問題のニッポンの教養』(番組HPより)
FILE054:「日本語って“ヤバい”」 2008.11.11放送
明治大学国際日本学部教授 日本語学 山口仲美。

■今回の爆問ん~、マジ、ちょーヤバイって感じィ~?

なんてオヤジが慣れない「新・現代語」を使おうとしても、関東の人が無理に関西弁を使ったりするときにかなり「痛い」のと同じくらい違和感あるんだろうな。

ま、それはそれとして今回はいつもとちょっと違った感じで具体的な話が多く、ものすごく面白かった。

■特に奈良時代の「ことば遊び」。

二 八 十 一 

と書いてどう読むか?というと、

二 八 十 一  ⇒ 二 「八 十 一」  ⇒ 二 「九九」 ⇒ 憎く

って、奈良時代にもう「九九」があったこと自体驚きだし、

山 上 復 有 山 ⇒ 「山」の上にまた山がある

          ⇒ 「出」る

なんてのも面白い。

■そういえば、

男毒男

ってどう読むか?

というのを、昨日のTBS「ニュースキャスター」でたけしが出題したのだけれど、これには不意を突かれたというか、完全にやられてしまいました。

答えは 「ニコチン中毒」  だって。

もう、息が出来ないくらい笑って苦しかったよ。

下品だよねー。たけし、最高!!

■こういう言葉遊びってのは、他の国にもあるのかな?

山口先生は、「言葉は」とは言わずに「日本語は」っていうふうに話を進めていたから、日本特有の部分ってのもあるんだろう。

実際、先生の語る日本語における言葉の変遷はダイナミックで結構おもしろい。

それは客観的で「抽象」が得意な漢語に対して、具体的で「感覚的」な表現が上手い日本語の特性に拠るところがありそうだ。

■先生曰く、平安時代はあいまいでゆるい言葉が多かったんだけど、武士が台頭する鎌倉時代になると急に力強くて明快な言葉がいっぱい登場してきた、という。

そうすると、「ヤバイ」とか「カワイイ」とか本来の意味から拡大し、多義語として使われる言葉が出てきたり、

「オバマ」(オバサン・マニア)とか「CM」(チョー悶々)とかの言葉あそびが出てくるところなんかからすると、

今の時代には、「あわれ」、「おかし」といった平安時代の”ゆるさ”と似通った空気が漂っているのかもしれないし、なるほど、としっくりくるところもある。

現実の厳しさは敢えて横っちょに置いといて、「真剣」とか「スピード」といったものを「野暮」ととらえる貴族的空気が流れはじめてるんだろうな、この時代。

                          <2008.11.16 記>

■Amazon.co.jp■へのリンク

Photo_2
■ 『日本語の歴史』 山口仲美 著 岩波新書

   
■さて、次週は’トンボになりたかった少年’、

東 昭(あずま あきら)先生の登場。

いやー、わくわくしますな、かつての航空少年としては。

* * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * *

   
■過去記事■ [バックナンバー]の 一覧
■爆笑問題のニッポンの教養■

* * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * *

Photo_2
■新書版 『爆笑問題のニッポンの教養』の既刊一覧へ■
        

■関連サイト■
■『爆笑問題のニッポンの教養』番組HP

* * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * *

■ Amazon.co.jp ■
■【書籍】 最新ベストセラー情報 (1時間ごとに更新)■
■【書籍】 ↑ 売上上昇率 ↑ 最新ランキング■

■【DVD】 最新ベストセラー情報 (1時間ごとに更新)■
■【DVD】 ↑ 売上上昇率 ↑ 最新ランキング■

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2008年11月12日 (水)

■怪奇!吸血蛾あらわる!?

ロシアのシベリアで人の血を吸う蛾が発見されたらしい。

Photo_5
Photo_3
■親指にとまって血を吸っているところ。この人は大丈夫なのだろうか?

■オドロオドロしく【吸血蛾】なんて書かれるとビックリしてしまうのだけれども、よく考えてみれば、蚊とかブヨとかは当たり前のように人の血を吸っているワケで、蛾が血を吸って何が悪い!ってことである。

逆に【吸血蚊】なんて書いてみると途端に怪奇的雰囲気が漂ってくるから言葉というのは不思議なものだ。

■しっかし、コイツに刺されたらスゴく痛そうだな。

結構でかいし、ブスって感じで刺してるし。

何かムチャクチャ腫れそうな予感・・・。

ブヨに刺されて腕が太腿くらいに腫れあがったことがあるくらいだから、こんなんにやられたら太腿どころか桜島大根になってしまいそうである。

シベリアからカムチャツカをつたって本土への侵入を許してしまったら、果たして我々日本人はキンカンでコイツらに対抗することができるのだろうか・・・。

■なーんて心配より何より、【吸血蛾】なんて分かりやすい虫がなんで今さら新発見なの?という話である。

こいつらはシベリアで発見されたようだけれど、温暖化の影響でツンドラが溶けだし、3万年の永き眠りから突如目覚めたとでもいうのだろうか。

そしてさらに不可思議なのは

何故、横溝正史はその存在を知っていたのか?

謎は深まるばかりである。

                          <2008.11.11 記>

      
■Amazon.co.jp■へのリンク

Dvd 
■【DVD】 『吸血蛾』(1956年)横溝正史・金田一耕助シリーズ
■監督:中川信夫 ■出演:池部良 有島一郎 東野英治郎 千秋実 他

↑いかにも、な感じがイイです。

  
■吸血蛾を発見、進化の途上か?
<ナショナルジオグラフィック ニュース October 27, 2008>

*******************************************

■ Amazon.co.jp ■
■【書籍】 最新ベストセラー情報 (1時間ごとに更新)■
■【書籍】 ↑ 売上上昇率 ↑ 最新ランキング■

■【DVD】 最新ベストセラー情報 (1時間ごとに更新)■
■【DVD】 ↑ 売上上昇率 ↑ 最新ランキング■

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2008年11月 6日 (木)

■米大統領選・オバマ氏勝利宣言演説に思う。

アメリカの理想主義のまぶしさを思い出させてくれる、そういう演説であった。

20081105

■市場自由主義優先のグローバリゼーション、アメリカが世界の安全保障をリードしようとする一国主義。

9.11以降の世界を駆動し続けたた2つの原動力は失墜した。

そのダイナミックな動きは確かに「アメリカ」的ではあったが、そこには青臭い理想主義を真剣に語り、実現しようとするもうひとつの「アメリカ」性に欠けていた。

それは半世紀前にケネディー大統領が月へ行こうと語った夢であり、キング牧師が人種差別がなくなる未来を語った夢である。

■そこには一種の憧れがある。

その歴史的な場面に立ち会えなかったことに対するくやしさがある。

けれど、昨日のバラック・オバマの勝利宣言演説にはそれを現在進行形に変えるパワーがあった。

今、自分は世界の歴史の分岐点をリアルタイムで感じている、そう思わせる説得力があった。

  
アメリカン・ドリームを取り戻し、我々は一つであるという根本的真実を再確認しよう。

希望を持つことは息するくらい当たり前だ。

皮肉や懐疑心に出会ったり、「できやしない」という人に出会ったりしたら、米国民の精神を要約する不朽の信条で応えよう。

「我々はできる」
   

健全なアメリカはまだ生きている。

                           <2008.11.06 記>

    

Photo
■1963年ワシントンD.C.大行進におけるM・L・キング牧師による演説
『 I have a dream. 』

   

■関連書籍■
Photo
■合衆国再生―大いなる希望を抱いて バラク・オバマ 著   

    
■関連記事■
■【書評】『 ルポ 貧困大国アメリカ 』。国家の病理は個人的つぶやきに現れる。

*******************************************

■ Amazon.co.jp ■
■【書籍】 最新ベストセラー情報 (1時間ごとに更新)■
■【書籍】 ↑ 売上上昇率 ↑ 最新ランキング■

■【DVD】 最新ベストセラー情報 (1時間ごとに更新)■
■【DVD】 ↑ 売上上昇率 ↑ 最新ランキング■

| | コメント (4) | トラックバック (1)

2008年11月 3日 (月)

■拡張された感覚もまた自己なのだ。『爆笑問題のニッポンの教養』 ヒューマンインターフェース学、稲見昌彦。

今回のテーマは、ヒューマンインターフェース学。

Photo
■『爆笑問題のニッポンの教養』(番組HPより)
FILE052:「超能力お見せします」 2008.10.28放送
慶應義塾大学大学院メディアデザイン研究科教授
ヒューマンインターフェース学 稲見昌彦。

■人間の体内を透視する装置、高速で動くものがゆっくり動いて見えるメガネ、納豆を吸ったときの感覚を再現するストロー、水と油の境界面に手応えを与える装置・・・。

稲見先生はドラえもんのごとく次々と不思議な道具を見せてくれる。

先生の狙いはコンピューターの発達によって失われてしまった五感を取り戻すことなのだという。

技術の発展は人間が知覚出来ないことを捉えることが出来るようになった。

けれど、それはパソコンの中にあるデータに過ぎず、カラダの感覚としてそれを捉えることが出来ない。その疎外された感覚をデータと結びつけるインターフェース。それが稲見先生が取り組んでいるテーマなのである。

■けれどそこで太田が切り込む。

それは「ウソ」じゃないの?

実際に水と油の間に手応えがないのが現実で、そこに「感覚」を与えることが果たして能力の拡張ということになるのか、むしろ感じ取ることが出来ないものを想像する自由を失わせてしまうものなのじゃないか。

■その通りだとおもう。

稲見先生がやっていることは「リアル」ではない。

けれども意味が無いかというと全くそんなことはなく、それにもかかわらず、人間の知覚能力を大幅に拡大させるというその意味は大きい。

■われわれはごく普通のこととして自動車に乗って一般道を時速60kmで走行する。

「いいクルマ」に乗ると、アクセルを踏み込んでいくときに右足に受ける感覚、ハンドルを切るときに受ける手応え、ブレーキの踏み応え、

こういった感覚とクルマの挙動やカラダに感じる加速度の変化がしっくりと連動する。

それがクルマとの一体感、というやつであり、そのときドライバーの「自我」は60km/hで走行する自動車全体に「拡大」しているのだ。

■だが、実際に動物としてのわれわれ自身は60km/hで走ることは不可能で、その感覚はクルマに乗ることによってはじめて得られる「ニセ」の感覚だ。

けれどもその感覚は確かなリアリティをもって感じることが出来る。

それこそが「人間の知覚能力の拡大」なのではないだろうか。

■例えば、患者から遠く離れたところでロボットとシミュレーターを介して行われる遠隔手術。

1mmの幅の中で行われる微妙な作業に対して、バーチャルの世界で10mm幅に拡大して、そこに人工的な「手応え」を与えてやる。

そうすれば、どんな超微細な難手術でも、そんな技術を持たない普通の外科医の能力の範囲内で対応することが可能になる、なんてことが実現するかもしれない。

その時、普通の外科医の能力はブラックジャック並みにまで「拡大」する。そしてその拡大された感覚を受ける「自己」もまた拡大し、ブラックジャックが見ている領域を覗き込むことが可能になるのだ。

■だから「ウソ」でもいいのである。

1mm幅の世界を10mmに拡大して知覚することができるとすれば、それは立派な「知覚能力の拡大」である。

その意味は、ロボット手術には可能な0.1mm幅の正確な制御に追いつけない人間の感覚を、その高みにまで引き上げることにある。

それが人間を置き去りにして発展する技術と生身の人間をつなぐ「インターフェース」の意味であり役割なのである。

一見、はて?と思わせる稲見先生のびっくり道具ではあるのだけれども、突っ走る技術とのギャップに悩む場面は至るところで発生しているに違いなく、そこに潜在する可能性はとてつもなく大きいのではないだろうか。

                          <2008.11.03 記>

  

* * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * *

   
■過去記事■ [バックナンバー]の 一覧
■爆笑問題のニッポンの教養■

* * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * *

Photo_2
■新書版 『爆笑問題のニッポンの教養』の既刊一覧へ■
        

■関連サイト■
■『爆笑問題のニッポンの教養』番組HP

* * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * *

■ Amazon.co.jp ■
■【書籍】 最新ベストセラー情報 (1時間ごとに更新)■
■【書籍】 ↑ 売上上昇率 ↑ 最新ランキング■

■【DVD】 最新ベストセラー情報 (1時間ごとに更新)■
■【DVD】 ↑ 売上上昇率 ↑ 最新ランキング■

| | コメント (2) | トラックバック (0)

2008年10月28日 (火)

■太田的空想と科学的空想に境目はあるのか。『爆笑問題のニッポンの教養』 X線天文学、小山勝二。

今回のテーマは、X線天文学。

Photo_2
■『爆笑問題のニッポンの教養』(番組HPより)
FILE051:「宇宙を駆けるX」 2008.10.21放送
京都大学大学院理学研究科教授、
宇宙総合学研究ユニット長、X線天文学 小山勝二。

■今年の3月、京大での公開討論会。

いつだって若い奴らの「空想」が従来の考えを打ち破ってきたのだろうとする太田の論に、現実的な論議じゃないと対立した天文学の大御所、小山勝二さんが今回の先生である。

■小山先生はX線天文学のオーソリティで、銀河の中心には巨大なブラックホールがあるのではないか?という仮説を裏付ける観測をおこなってそれを実証するなど、大きな成果をあげてきた方なのである。

で、ばりばりの実証主義者かというと、どうも少し様子が違う。

■先生が爆笑問題の二人を出迎えたのは平安時代の陰陽師、安倍晴明を祭った晴明神社。

今、研究者たちがX線でその姿を調査している超新星爆発残骸(AN1006)は、はるか1000年前に安倍晴明の次男が観測した超新星爆発(スーパーノバ)のその後の姿なのである。

こういうあたり、ロマンチストであることを隠せない小山先生なのだ。

■宇宙が生命だったら、とか、誰かの脳みそだったら、なんていう空想を繰り出す太田に対して

「理性的になって欲しい」という割に、

先生は、太田の説は「直感」的におかしい、という。

 
自然は人間の想像力など遥かに超えて豊かかもしれない

 
という、師匠のブルーノ・ロッシの言葉をあげたあたりで、先生自体も実は「空想好き」であることが遂に明らかになる。

■では、太田の空想と小山先生の空想との違いは何か。

小山先生自身は、「勝算のある空想にしか興味が無い」

という。

直感的に、こうじゃないかな、と思った宇宙の姿を観測によって実証する、それが小山先生の喜びなのである。

■たぶん、その前に「これは面白い、どうなってるんだろう?」という強烈な好奇心が先行しているのではないだろか、とおもうのである。

超新星の爆発の後の暗闇には何かがあるに違いない。

そういった「実際の現象に対する好奇心」が起点になって、空想を働かせ、観測し、実証する。

そこには確かに自然・現実との「対話」がある。

そこが太田の空想との決定的な違いなのだと思う。

■宇宙が生命だったら、とか、誰かの脳みそだったら、というイメージは決してつまらないものではなくて、それは手塚治虫が火の鳥で見せてくれた目くるめくファンタジーと同質のものである。

だが、そこには現実の自然とのあいだの会話があるわけではない。

それは、自然から受けた印象を脳という「自己の宇宙」の中で成長させ、拡げていったモノローグなのである。

空を見上げて、その雲のカタチから物語を紡ぎ出す詩人のこころなのである。

■だから小山先生の空想も太田の空想も、ともに感動的なものになりうるのだけれど、かたや現実世界との繋がりを重要視し、かたや現実世界からの跳躍を重要視する。

その意味で、両者は決定的に異なる性質をもっているのであって、話がかみ合わないのも当たり前のことなのだ。

■惑星の不可思議な動きを好奇心の起点としてコペルニクスの地動説が誕生し、光の速度が不変であるという観測結果に好奇心を抱いたアインシュタインによって相対性理論が誕生した。

というところからすると、科学における「発想の跳躍」は単なる空想から生まれるものではなく、現実における不思議な現象に対する好奇心から出発するもののようにも見える。

■ここから先の時代の「跳躍」において、太田流の詩人的脳内空想が切り札になる日が来ないとは言い切れない。

けれど、まあ、そんなに大上段に振りかぶらずとも、

その空想は科学ではないが芸術である。

それでいいんじゃないかと思うのだが、如何?

                          <2008.10.28 記>    

Photo
■宇宙の事典―140億光年のすべてが見えてくる
■買っちゃいました。
写真だけでなく、きれいなイラストが満載でとても美しい本です。
小学生の頃に学級文庫で読んだ「うちゅうのなぞ99」みたいな本の時代から随分と進化してしまった最新の宇宙の姿に驚いた。自然は人間の想像力など遥かに超えて豊かもしれない、というブルーノ・ロッシの言葉には強くうなづけます。

     
■JAXA宇宙研・X線天文グループ・記事
■藤原定家の超新星残骸は、宇宙線加速の実験室(2008.06.05)
■1000年前に安倍晴明の次男が観測した史上最も明るかった超新星爆発(スーパーノバ)、その超新星爆発残骸(SN1006)の観測についての記事です。

■JAXA X線天文衛星・すざく速報 

* * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * *

   
■過去記事■ [バックナンバー]の 一覧
■爆笑問題のニッポンの教養■

* * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * *

Photo_2
■新書版 『爆笑問題のニッポンの教養』の既刊一覧へ■
        

■関連サイト■
■『爆笑問題のニッポンの教養』番組HP

* * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * *

■ Amazon.co.jp ■
■【書籍】 最新ベストセラー情報 (1時間ごとに更新)■
■【書籍】 ↑ 売上上昇率 ↑ 最新ランキング■

■【DVD】 最新ベストセラー情報 (1時間ごとに更新)■
■【DVD】 ↑ 売上上昇率 ↑ 最新ランキング■

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2008年10月25日 (土)

■『流星の絆』 第2話。アリアケ3、封じ込め作戦。

第二話、「傘と似顔絵と謎の女」。

■14年前の事件前後の物語と、現在進行中の物語の2本立て。

少しずつ語られていく過去の出来事と、そこから地続きになっている3兄弟の現在。

そして3兄妹がおこなう詐欺という「虚構」を劇中ドラマというカタチでパッケージして完璧に封じ込めてしまう。

そう来ましたかー。

どこまで原作に沿っているか全くわからないけど、これはこれで面白いと思う。

■いやーそれにしても、14年前編に力を入れてくれたおかげで寺島進とりょうの夫婦に毎回会えてとってもうれしい。

’百年の歴史’『アリアケ』のハヤシライス、無茶苦茶うまそうだったなー。

少年時代に父親からレシピを教え込まれるシーンと、そのノートを見ながら現在の功一が久しぶりに(もしかすると事件以来?)ハヤシライスをつくるシーンのオーバーラップが泣けました。

そのいい雰囲気からくる期待感を、要潤にあっさりと裏切らせるクドカンの脚本が本当にイマイマしい!

■ところで公式サイトの「人物相関図」。

ハヤシライスの男(要潤)が○○の××だったなんて、ネタバレ過ぎじゃないかな~。

気になる方は下のリンクからどうぞ。

■金曜ドラマ 『流星の絆』公式サイト/「人物相関図」

     
●にほんブログ村● 
にほんブログ村 テレビブログ テレビドラマへ

                          <2008.10.25 記>
      

■関連記事■
■金曜ドラマ 『流星の絆』 第1話。思い出したくない過去を明るい日常に埋没させようとする努力は、かえって不幸を重く際立たせてしまうのだ。

■過去記事■
■TVドラマ雑感・バックナンバー

■トラックバックさせていただきます■
’子育ちP's 航生L(気分は冥王星)Q2.8’ さんの「「流星の絆」第2話…妄想係長・高山に爆笑!!」
・・・そうか!「朝からそんな重いもの食えるか」ってツッコミだったんですね。なーるほどー。

* * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * *

■ Amazon.co.jp ■
■【書籍】 最新ベストセラー情報 (1時間ごとに更新)■
■【書籍】 ↑ 売上上昇率 ↑ 最新ランキング■

■【DVD】 最新ベストセラー情報 (1時間ごとに更新)■
■【DVD】 ↑ 売上上昇率 ↑ 最新ランキング■

| | コメント (2) | トラックバック (1)

2008年10月23日 (木)

■金曜ドラマ 『流星の絆』 第1話。思い出したくない過去を明るい日常に埋没させようとする努力は、かえって不幸を重く際立たせてしまうのだ。

さすが、クドカン!と 唸らされた第一話であった。

■1993年、両親に内緒で夜中に獅子座流星群を見に行った小学生の3兄妹。

彼らが雨上がりの夜空を横切る流星に感動していたそのとき、自宅で眠っているはずの両親を不幸が襲っていた。

ドラマは事件の14年後、残された3兄妹の犯人に対する復讐劇として進行していく。

■如何にも東野圭吾らしい、やるせない物語のようなのだけれど、話が現在に移った途端にクドカン的ドタバタ喜劇の世界へと容赦なく押し流されていく。

ちょっと待て。こんな話なのか?

というくらいに突っ走る。

末の妹、静奈 (熊田聖亜)が苦手とするポストイットでしかコミュニケーションがとれない上司なんかは序の口で、最後はベンツとホストとゴスロリ(?)とウサギなのである。

意味わかんね(笑)。

■まさに、クドカン節炸裂なのだけれども、今回「ヤラレタ!」と思ったのは、そのドタバタが面白くハチャメチャであればあるほどに現実としての「ツライ過去」が深く、重く、際立って胸に突き刺さったということだ。

ハチャメチャとのコントラストで悲劇の「やりきれなさ」を強調し、浮かび上がらせる。

これがクドカン流の「東野悲劇」の調理法なのである。

■資格商法で騙し取られた金の奪還に成功した3兄妹。そこで静奈が会社を辞めた本当の理由を語り始める。

その瞬間、ドラマは唐突に東野圭吾の世界へと戻ってくる。

まるで手品だ。

■ポストイット上司も資格詐欺のオバハンも少女マンガ的奪還劇も、すべては宮藤官九郎の「ほら話」に違いない。

けれどこのさい、そんなことはどうでもいい。

直視することが出来ない、あまりにもツライ記憶を呼び覚ましたくなかっただけなのだ。

なのに、かえって「あの事件」の闇は黒々と3兄妹を包み込んでいく。

彼らは決してそこから逃れることは出来ないということだ。

■あまりにも切ないクドカンのやり口にまんまと嵌められてしまった。

もう、この初回スペシャルだけでお腹いっぱい。

これは独立した一つの作品として十分成立していて、しかも滅多にお目にかかれない「名作」、といっても過言ではないだろう。

時には伝説と呼べるような素晴らしい作品に出会えるものである。

■さて、問題は2話以降。

このフォーマットで話を続けたら、もちろんアホタンなわけで、この先のクドカンの手腕がまた非常に楽しみなのである。
   

●にほんブログ村● 
にほんブログ村 テレビブログ テレビドラマへ

                         <2008.10.23 記>

   
■【原作本】
Photo
■『 流星の絆 』 東野圭吾 著 (2008年3月初版)

* * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * *

■STAFF■
原作  : 東野圭吾 「流星の絆」脚本   : 宮藤官九郎
演出 : 金子文紀、石井康晴
プロデューサー : 那須田淳、磯山晶
音楽 : 河野伸
主題歌 : 『Beautiful days』 嵐
●Beautiful days(DVD付)(初回限定盤)●

  
■CAST■
有明 功一(3兄妹・長男)  :二宮和也(嵐)
                  (幼少時代:齋藤隆成)
有明 泰輔(3兄妹・次男)   :錦戸亮(NEWS/関ジャニ∞)
                  (幼少時代:嘉数一星)
有明 静奈(3兄妹・末の妹) - 戸田恵梨香
                  (幼少時代:熊田聖亜)
  * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * *
林 ジョージ(カレー店店長、元孤児院の院長)  :尾美としのり
柏原 康孝(強盗殺害事件を担当した刑事)    :三浦友和
  * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * *
有明 塔子 (3兄妹の母)   :りょう
有明 幸博 (3兄妹の父)   :寺島進
  * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * *
戸神 政行(犯人と思しき男)  :柄本明
     

■尾美としのりの演技の上手さはいうまでもないが、二宮和也も意外に上手くて、なんだか昔の尾美としのりを見ているようだった。なんだかファンになりそう。

軽口を叩く三浦友和は味わい深くて結構いい感じ。これから3兄妹とどう絡んでいくのか、とっても期待してしまいます。

寺島進とりょうの夫婦がいい味出してましたね。何だか初回で終わってしまうのがもったいない気がします。

柄本明・・・、顔出し早や過ぎないか?というか、似顔絵が全然似て無い(爆)!
  

* * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * *

■過去記事■
■TVドラマ雑感・バックナンバー

■流星の絆 番組HP

■トラックバックさせていただきます■
’まぁ、お茶でも’ さんの「《流星の絆》☆01」
 

* * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * *

■ Amazon.co.jp ■
■【書籍】 最新ベストセラー情報 (1時間ごとに更新)■
■【書籍】 ↑ 売上上昇率 ↑ 最新ランキング■

■【DVD】 最新ベストセラー情報 (1時間ごとに更新)■
■【DVD】 ↑ 売上上昇率 ↑ 最新ランキング■

| | コメント (2) | トラックバック (2)

2008年10月18日 (土)

■地球がとっても青いから。月周回衛星「かぐや(SELENE)」から見た「満地球の出」。

「かぐや」から’地球の出’の映像が送られてきた。

20081009_kaguya_01
■2008年9月30日、月軌道上、
高度約100kmから「かぐや」が撮影した「’満地球’の出」 (JAXA/NHK)

■満月ならぬ、’満地球’を撮影できるのは、太陽と地球の間に月が入り込んで「かぐや」を含めてそれらみんなが一直線に並んだときだけで、それは年に2回しかない貴重なタイミングなのだそうだ。

それにしても美しい。

月面と、漆黒の宇宙と、青い地球・・・。

♪月の砂漠を~ は~る~ばると~、

なんて、思わず歌いだしてしまいそうな風景だ。

あと100年くらいしたら、

僕らの孫かひ孫が月面でそれを拝むような日がくるのだろうか。

■そういえばこの間NHKスペシャルで、月と地球の歴史と成り立ちについて、「かぐや」が一年かけて調査したことから分かってきたことをやっていた。

46億年前。火星ほどの大きさの天体が地球に激突し、それによって砕け散った破片が地球の周りを周回しているうちにひとつに集まって「月」になった、という「ジャイアント・インパクト」説。

難しくてよく理解できなかったのだけれど、「水」分子が月面で広く発見されたことがジャイアント・インパクト説を裏付けているかのような内容であった。(間違ってたらごめんなさい!)

■それよりも、

「月は常に地球に対して同じ面を見せ続けている」

という不思議が説明付けられたことにびっくり。

「かぐや」の軌道を観測すると、その高度の違いから、月の各部での重力分布を計算できる。

その結果、月のウサギがもちをついている、我々の方に向いている面の方が月の裏側よりも重力が強いことが分かった。

つまり月の「重心」は「うさぎ」の方に偏っていて、その結果、地球の重力に引っ張られて、常にうさぎのいる重い面が地球の方向を向いているということだ。

■ものすごい「偶然」からそうなっていると思い込んでいたのだけれど、理由がちゃんとあったんだね。

聞いてみるとナルホドなーと、それが当たり前のことのように感じてしまうのだから、人のアタマというのも不思議なものである。

                          <2008.10.18 記>

Photo
■科学理論ハンドブック50<宇宙・地球・生物編>
―太陽系生成の標準理論から膨張宇宙論、人間原理、地球凍結説、RNAワールドなど―

     

■【動画】 JAXA HP 「満地球の出」
   

■NHKスペシャル■ (2008.10.13(月) 22:00 初回放映)
月と地球 46億年の物語 ~探査機かぐや 最新報告~

   
**********************************************

■関連記事■
■2007:08:16 日本標準時 09:30:48 月へ。

 
■過去の記事■ 飛行機、宇宙の話など  
    

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2008年10月16日 (木)

■ただよう感情。エモーショナル・ドローイング ―現代美術への視点6― 奈良美智 ほか、東京国立近代美術館。

奈良美智の作品がいっぱいあるらしいというミーハー感覚で、国立近代美術館に会期終了間際の「―現代美術への視点6― エモーショナル・ドローイング」展を見に行った。

Photo
■東京国立近代美術館「エモーショナル・ドローイング」展 2008.8.26-10.13

■現代アートには感情移入を拒むような近づきがたい印象があったのだけれど、「エモーショナル」というタイトル通り、今回の展示は比較的受け止めやすい作品が多く、余り頭をひねるようなこともなくて安心して鑑賞することが出来た。

■レイコイケムラ (1951- )
Photo_3 ■シリーズ「樹の愛」 2007より

まず会場に入って出迎えてくれるたのがレイコイケムラのパステル、水彩による作品群。

こころの中の感情をイメージに、或いは顔の表情に写し取ったその言葉を介さない生の感覚がダイレクトに伝わってくる。

■キム・ジュンウク (1971- )
2006 ■無題 2006

何だか「ホラー」な雰囲気である。

きらきらな光が映りこむ大きな瞳、宇宙の闇のような漆黒の眼。

そこに感情がある、というよりは見ている方の「感情の奥底にある得体の知れない恐怖」が引きずり出されるような、そういう恐ろしさがある。

■ミトゥ・セン (1971- )

インド生まれの彼が今回の日本滞在中に製作した、《翻訳で失われるものはなにもない》。

巨大な和紙にアキバ系(?)の巨乳少女のイラストを配し、そこに唇、骨、魚、嬰児の血管透視図といったリアルでグロテスクな写真を加えた、非常に居心地の悪い作品。

それは日頃われわれが目を背けている、日本の一部に蔓延するグロテスクな現実をドーンと目の前に提示されたような、そういう痛烈な居心地の悪さなのである。

■そのほか、フィリピン、マレーシア、エジプトといった各国の作家のヴィヴィッドな作品や、坂上チユキの超絶・極細密画など色とりどり。

その中でも展示のラストを飾ったアディティ・シン(1976- )の『鳥の言葉』という40点組の作品の、全体が紡ぎだす物語が印象的だった。

また今回の展示のなかにはアニメーション作品もあって、これもなかなか侮れない。

■アヴィシュ・ケブレザデ (1969- )
Photo_5 ■裏庭 2005

ギーコ、ギーコ、というチェロ(?)の音が印象的な曲とともに、どこか懐かしい感じの絵が浮かんでは消えていく。

家族の記憶なのだろう、たぶん。

1、2分程度の短い作品なんだけれど、くりかえし眺めているうちに一本の外国映画を見終わったような不思議な感覚にとらわれた。

■辻 直之 (1972- ) 
Photo_4 ■エンゼル 2008(約6分)

若い夫婦のもとに「エンゼル」がやってくるまでのお話。

意表をついて飛んでいくイメージの展開が面白い。

とってもほのぼのしていて、幸せな気分にさせてくれる。

  
さて、     

■奈良美智 (1959- )
04
■untitled 2008 (胸の中にある気持ちを決して恥じる事はない)

この、カワイらしさの中から突き出てくる断固たる意思。

群れることを良しとしないそのエッジは、

戦争も貧困も知らない我ら戦後世代が「ワタシ」として生存していくための存在証明なのだ!

   
でも、そんな理屈にこだわるのは野暮天っていうもので

とっても楽しい、

単純に、そんな気分にさせてくれる131の作品群なのであった。

Slash_with_a_knife ■Slash with a Knife 改訂版
■この「デコチン」がうちのチビ助にそっくりなもんで、
思わず買っちまったゼイ。ウヒヒ。

                                                      <2008.10.16 記>

■小山登美夫ギャラリー
奈良美智 
東京国立近代美術館「エモーショナル・ドローイング」展
 

■奈良美智さんの作品展示の様子がわかります。
展示の真ん中に建てられたドローイング・ルームの雰囲気は最高!

Photo_2
01_2 02
《My Drawing Room 2008, bedroom included》

              
■東京国立近代美術館 HP
―現代美術への視点6― エモーショナル・ドローイング

       
Photo
■DVD 『 ロッタちゃん はじめてのおつかい 』

****************************************

■過去記事■ 文化・芸術など

■ Amazon.co.jp ■
■【書籍】 最新ベストセラー情報 (1時間ごとに更新)■
■【書籍】 ↑ 売上上昇率 ↑ 最新ランキング■

■【DVD】 最新ベストセラー情報 (1時間ごとに更新)■
■【DVD】 ↑ 売上上昇率 ↑ 最新ランキング■

| | コメント (2) | トラックバック (0)

2008年10月13日 (月)

■ドラマ 『ブラッディ・マンデイ』。完璧な初回スペシャルには気をつけろ!

■思いっきり引きずりこまれた2時間であった。

高校生の天才ハッカーが警察の特殊チームと協力してバイオテロをたくらむ謎の組織と戦うという話。

テンポが非常に速くて一気に後半の「事件」へと突入する。

面白いストーリーとしては、主人公たちがこれはもうダメじゃないかという状況に追い込まれるのが鉄則なのだけれども、それにしても絶望度が強烈過ぎる。

その状況のなかで加納刑事(松重豊)が吐く台詞がまた効いている。

「こりゃ~、ほんもんだぞ~」

■当然のことながら、初回スペシャルで主役級が全滅なんてことはないんだけれども、そのトリックがありがちなハイテクではなく心理的なものである意外性が新鮮。

さらに、その結果引き起こるだろう「最悪の事態」によって更なる絶望を演出しようというテロリストの知的センスにすっかり参ってしまったのだ。

■主役の高校生・藤丸(三浦春馬)がみせる天才ハッカーぶりの演出も、リアルかどうかは別にして、視覚的に面白くカッコいい。

そして、それ以上に素晴らしいのが豪華な脇役たち。

真剣でありながら少しとぼけた味わいが魅力の松重 豊、独房に拘束された謎の男を演じる嶋田久作、平成ガメラに哀愁あふれる人情劇を持ち込んだ蛍雪次郎のくたびれた刑事。

■だが、安心してはいけない。

「SP(エスピー)」でがっかりした例もある。

初回2時間スペシャルは舞台が一箇所に収斂し、物語の集中力がラストに向かって加速していった完璧ともいえる構成だったとおもう。

それだけに、これから日常を舞台にドラマが展開していったとき、テロリズムという不条理な暴力がもつ濃密な違和感が、連続的な日常に色あせてしまうのではないか、ということだ。

だから、まあ脇役たちの魅力的な演技を楽しみながら、構えずに見ていこうと思う。

●にほんブログ村●
にほんブログ村 テレビブログ テレビドラマへ

                           <2008.10.13 記>

       
■【原作】
Bloody_monday
■ BLOODY MONDAY 1
■龍門諒・作 恵広史・画 (講談社 2007年8月初版)

       
■【テーマ曲】
Photo unreal / flumpool
■ブラッディ・マンデイ主題歌 『Over the rain ~ひかりの橋~』 収録

* * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * *

■CAST■
【高木家】
高木藤丸(主人公、天才ハッカー)     : 三浦春馬

高木遙(藤丸の妹)              : 川島海荷
高木竜之介(警察庁課長補佐、藤丸の父): 田中哲司
 
【テロリスト集団】
折原マヤ(新任生物教師、テロリスト) : 吉瀬美智子
J (テロリスト集団の参謀)       : 成宮寛貴
出門丈一(テロ組織の殺し屋)     : TET
   
【警察庁秘密組織 THIRD-i 】
苑麻孝雄(警察庁警備局局長)         :中原丈雄
加納生馬(警察庁特殊班チーフ)       :松重豊
宝生小百合(特殊班捜査官)            :片瀬那奈
南海かおる(特殊班捜査官)             :芦名星
霧島悟郎(特殊班情報分析官)         :吉沢悠
工藤明(特殊班情報分析官)            :久保田将至
澤北美姫(特殊班情報分析官)        :阿南敦子
沖田耕一(警察庁課長、死亡)          :工藤俊作
    
【弥生高校新聞部】
九条音弥(藤丸の級友、新聞部長) :佐藤健
朝田あおい(藤丸の級友)              :藤井美菜
安斎真子(藤丸の級友)                 :徳永えり
立川英(藤丸の級友)                    :久野雅弘
   
【その他】

船木勘助(警視庁捜査一課刑事)      :蛍雪次朗
伊庭刑事(舟木の相棒刑事)            :尾崎右宗
    
敷村壮介(ウイルス学者)                 :神保悟志
神島紫門(謎の男)                         :嶋田久作

   
 
■STAFF■
プロデューサー   :蒔田光治、神戸明、樋口優香
脚本         :蒔田光治、渡辺雄介
演出         :平野俊一、波多野貴文、宮下健作
               * * * * * * * * * * * *
音楽         :井筒昭雄
音楽プロデュース :志田博英  
主題歌  : flumpool 『Over the rain ~ひかりの橋~』
               * * * * * * * * * * * * 
特殊メイク      :松井祐一  
アクションコーディネイター :田渕景也
製作         :東宝、TBS 

* * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * *

■過去記事■
■TVドラマ雑感・バックナンバー

■ブラッディ・マンデイ 番組HP
■毎週土曜日夜7:56~ TBS系列■

■トラックバックさせていただきます■
’まぁ、お茶でも’ さんの「《ブラッディ・マンディ》★01」
 

* * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * *

■ Amazon.co.jp ■
■【書籍】 最新ベストセラー情報 (1時間ごとに更新)■
■【書籍】 ↑ 売上上昇率 ↑ 最新ランキング■

■【DVD】 最新ベストセラー情報 (1時間ごとに更新)■
■【DVD】 ↑ 売上上昇率 ↑ 最新ランキング■

| | コメント (2) | トラックバック (2)

より以前の記事一覧