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2017年2月 7日 (火)

■【社会】日本第一主義でいいじゃないか。

さっきTBSで論客面談なる番組をやっていて、橋下徹と小林よしのりがやりあっていた。

TPPに反対、グローバリズムでは金持ちしかもうからない、という小林よしのりの主張に全面的に賛成!アメリカ第一主義には日本第一主義でやりあえばいいだろうというのはその通りだ。

橋下は自由貿易で疲弊する日本の産業があるのも確かだが、消費者の利益があってそれを無視するべきではないと言い募るのである。

小林よしのりはもっと整理してしゃべるべきだった。

論点は2つあるのだ。

①食料・食糧とエネルギーと健康保険は死守しなければならない。

自由貿易の問題に、これらの国民の安全と健康にかかわるものを絡めてはいけないのである。それは広い意味での日本の安全保障の問題であり、TPPではそれらがターゲットになっていたわけだから、安いものを手に入れる代わりに安全を売り渡す愚についてしかっりと語るべきだった(食糧については少し触れていたが)。

②上記安全の問題を抜いたとしても、安いものが消費者の幸せを生むわけではない。

外国から安いものが入ってくるからメリットが大きいと橋下はいうが、支出だけ考えてどうするんだということ。

この20年のデフレでモノは安くなったが、それで果たして皆が豊かになったのかということだ。

収入が上がらなければ、支出は増えないのである、豊かになったとは言えないのである。ここのところ支出が増えているように見えるのは二分化された消費者の豊かな層によるもので、多くの層がどうかといえば、はなまるうどんでかけうどんにかき揚げをつける付けることに贅沢を噛みしめるお父さんたちを見れば一目瞭然なのである。

その二分化をもたらしたのはグローバリズムである。

この2点に論点を整理していれば、もっとわかりやすかったと思うのだが。。。

 

いずれにしてもトランプはグローバリズムの弊害を明確に指摘し、保護主義に舵を切った。日本は、それに対してどうするのか?

トランプは確かにろくでもない部分はあるが、America 1st!は民意に沿い、明確にアメリカ国民の方向を向いた政策である。

アベノミクスが日本国民の方を向いた政策ではなく、日本企業の方向を向いた政策であることと極めて対照的だ。

日本もそろそろ舵を切り始めなければ難破してしまうぞ。

                       <2017.02.07 記>

 

 

 

 

 

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