« ■【芸術】小説家という職業、うまくいかない人生に対する絶望、そして私は、 | トップページ | ■【書評】『三流の維新 一流の江戸 「官賊」薩長も知らなかった驚きの「江戸システム」』 原田伊織、明治批判は良いのだけれど、いまいち見えない次世代に活きる江戸時代発の新しさ。 »

2017年1月13日 (金)

■【社会】『この世界の片隅に』<祝>キネ旬ベストテン1位獲得!でもNHK以外スルーって。。。

昨年のアニメ映画では『君の名は。』が日本を席巻したが、その陰でほのぼのと咲いていた『この世界の片隅に』がキネマ旬報ベストテンの1位を獲得、『となりのトトロ』以来2度目の快挙なのだそうだ。

上映館も一気に拡大なのだそうで、この素晴らしい作品を一人でも多くの人に見て欲しいと心から願う次第である。

しかし、NHK以外のテレビでの『この世界の片隅に』の露出がきわめて少ないのは、何故だろう。

Nounennrina_2

■声優として主人公のすずを演じたのは、声優初挑戦の「のん」 さん。

実は『あまちゃん』で日本を元気にした能年玲奈さんなのである。

芸能ネタには疎いので、この映画を見た後に知ったのだけれど、所属事務所とのトラブルで干されてしまっているそうなのだ。

「能年玲奈」で仕事ができないので「のん」なのだそうで、能年玲奈は本名なのに意味不明なのだけれど、まあ、そういうことだ。

 

なるほど。。。

レプロエンターテイメントって事務所がどれだけの力をもっているのかは知らないけれども、飛ぶ鳥を落とす勢いの新垣結衣も所属しているようで、その神経を逆なでにしたくないとううテレビ業界の思惑が透けて見える。

くだらない。

実にくだらない。

■『この世界の片隅に』は、おっとりした性格の主人公すずが淡々と緩やかに生きていくその日常をていねいに描くことで、その後、急激に激しくなる爆撃の中で起きた残酷な悲劇、終戦のときに抱えた激情、そしてそこから「この世界の片隅」に生きていこうと彼女が思えるまでの物語りであって、すずの声優が鍵を握った映画であると言っても過言ではない。

能年玲奈なしで、この映画は成り立たないのだ。

これで、オスカーでも取ったらTV業界は掌を返したように、彼女をほめたたえるのだろうか?

 

まあ、そんなことはどうでもいいか。

ともかく、素晴らしい作品があって、それがちゃんと評価されるところでは評価される。

それにSNSや口コミで広がった評判で、上映館も拡大していっている。

やはりテレビの時代は終わりなのかもしれない。

<過去記事>
■【映画評】 『この世界の片隅に』。タンポポが、野にささやかに咲くように。 

Photo

                         <2017.01.13 記>

 

ブログランキング・にほんブログ村へ
にほんブログ村 ←<そう思う>の方はクリックを!

 

●●● もくじ 名画座 『キネマ電気羊』 ●●●

*********************************************

■ Amazon.co.jp ■
■【書籍】 最新ベストセラー情報 (1時間ごとに更新)■
■【書籍】 ↑ 売上上昇率 ↑ 最新ランキング■

■【DVD】 最新ベストセラー情報 (1時間ごとに更新)■
■【DVD】 ↑ 売上上昇率 ↑ 最新ランキング■

|

« ■【芸術】小説家という職業、うまくいかない人生に対する絶望、そして私は、 | トップページ | ■【書評】『三流の維新 一流の江戸 「官賊」薩長も知らなかった驚きの「江戸システム」』 原田伊織、明治批判は良いのだけれど、いまいち見えない次世代に活きる江戸時代発の新しさ。 »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/208704/64756686

この記事へのトラックバック一覧です: ■【社会】『この世界の片隅に』<祝>キネ旬ベストテン1位獲得!でもNHK以外スルーって。。。:

« ■【芸術】小説家という職業、うまくいかない人生に対する絶望、そして私は、 | トップページ | ■【書評】『三流の維新 一流の江戸 「官賊」薩長も知らなかった驚きの「江戸システム」』 原田伊織、明治批判は良いのだけれど、いまいち見えない次世代に活きる江戸時代発の新しさ。 »