■【予告編】『ブレードランナー2049』 アンドロイドは30年をどう生きたか?
ブレードランナーの続編、ブレードランナー2049が10月末に公開になる。
■製作総指揮は前作で監督を手掛けたリドリー・スコットであり、正統な続編とかんがえていいだろう。
舞台は2049年のロサンゼルス。前作の30年後だ。
世界はある危機に瀕していて、そのカギを握る人物として前作の主人公であり、ラストでアンドロイドの女とともに逃亡した男、リック・デッカード(ハリソン・フォード)の行方を追う、という物語のようだ。
■暗い、湿った、濡れそぼった世界観に加えて、今回は破滅を意識させる荒廃した世界観も加わるようで、また新たな感覚を覚えることだろう。
前作のファンの関心はリック・デッカードの正体にいくのだろうが、まあ、正直それはどうでもいい。あくまでもテーマは『人間とはなにか?』という問いであり、続編である本作でもそこが重要な問いになるであろう。
原作のP・K・ディック 『アンドロイドは電気羊の夢を見るか?』のもう一つの重要なギミックであるエンパシーボックス(地球に残された人たちがはまる共感装置)が使われるなら、前作で語りきれなかった本質にさらに迫ることができると思うのだが、さてどうだろう。
まあ、あまり期待しすぎることなく10月を待とうと思う。
<2017.1.30 記>
【予告】
残念ながら、ショー・ヤングの出番は無いようで、、、、まあ、おばさんになっちゃったからね、仕方ないね。。。
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