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2015年12月30日 (水)

■小泉政権の独裁は何故良くて、安倍政権の独裁は危険なのか。

安倍政権は小選挙区制をかさに着た官邸の独裁であり、自民党内の議論を封殺するという意味で民主主義を殺すものである。

さかのぼれば、小泉政権も同じ構図の独裁性をひいていた。

ならば、なぜ小泉政権は受け入れられて、安倍政権は危険なのか。

それは役割りの違いにある。

小泉は「既存の権益をぶっ潰す!」という破壊の役割りを担った。

低成長、マイナス成長の時代において、従来の高度成長を前提とした社会システムは機能不全に陥っていた。だから、ぶっ潰した。

そこに選択の余地はなく、だから受け入れられた。

 

問題は、再構築の過程にある。

低成長、マイナス成長の時代にあった、新しい国造りをしなければならない。

破壊に選択の余地はないが、再構築にはいくつもの道筋があり、どの道を選ぶのか、どんな国をつくるのか、という段階においては、深い議論が必要なのである。

民主主義の根幹は深い議論による相互理解とアウフヘーベン(○か×ではない、新しい高みへのステップアップ)にある。

決して、○か×かの多数決ではないのだ。

残念ながら野党にその能力がないことは、先の政権で明確になった。現在の議論でも論理以前の反対反対で、残念ながら議論のレベルに達していない。

自民党の中での血がにじむような真剣な議論が必要なのだ。

再度言う。

再構築の過程における独裁は危険だ。

論議無くして民主主義は無い。

日本は今、民主主義の危機にある。

極めて危ない状況にある。

2015年の暮れに改めて思う。

来年、世の中はどう動くかのか。注目である。

安倍政権が推し進める新自由主義に対抗する議論が必要とされている。

                      <2015.12.30 記>

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