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2015年9月22日 (火)

■【アニメ評】『ガッチャマン クラウズ インサイト』 #11 trade-off。ヒーローとはそこまで厳しいものなのか?

いよいよ、大詰め。日本を覆う、責任の所在なく突っ走る【空気】というカタチの無い敵をガッチャマンはいかに殲滅するのか。

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結局、はじめちゃんはまたしても自らを犠牲にする道を選んでしまったんだね。

ゲルサドラを追い詰めたガッチャマンメンバーが、トドメを差す前にガッチャのポーズで敬礼する。その意味が分かった時、彼らが選んだ選択肢のあまりの過酷さに涙が潤む。

はじめちゃんは、自らのデザイナーの能力か、ベルクカッツェの能力を使ってゲルサドラになっていたんだね。

大衆の前で、彼らの目が覚めるような形でゲルサドラは死ななければならない。

大衆が望んだ空気が生み出した結果は、彼らがそんなことを望んだわけではない、という主体的な気づきが生まれるほどにショッキングなものでなければならない。

だからガッチャマンのメンバーは、決して容赦はしなかった。

はじめを殺す覚悟で、そこに臨んだ。

トドメを差す清音の気持ちは想像を絶するものだ。

そこに想いが至る瞬間に入り込むエンディングテーマ。

その真剣な眼差しの意味がヒーローであることに対する断固たる決意であることが、その厳しさが、テーマ曲と共にに怒涛のような感情となって流れ込んでくる。

もし、このエンディングがこの11話の為に用意されたものであるならば、中村健治は神だと言えよう。ここまでの流れはすべてこの瞬間にあった、ということだ。

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形のない世界が全てを飲み込んで

僕らは考えることをやめたんだ

いつだって正義は多数決で決められる

逃げ場を探すマイノリティー

 

今君が翼ひろげ

この世界を包み込む

僕達はなにも知らない

知ろうとしない

 

夕焼けが真っ赤に燃え

繋がった友情は

僕らをヒーローにしていく

GET CHANGE(ガッチャ)!

 

この11話で、物語としては完結している。

あとは、大団円にむけて、どう締めくくるか。

たぶん、ゆるじいのところで鎮魂の花火を上げて終わるのだろうけれど、それ以上のことを望むのは贅沢なファン心理なのだろうか。

クラウズはどうなるのか?カッツェは?

いろいろ気になるところはある。だが、まあ、全部は解決してくれないだろうね。

ゆるりと次回、最終回を待ちましょう!

                        <2015.09.22 記>

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