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2011年8月

2011年8月30日 (火)

■濁流のなかの宝石。

先週、

ザーザー降りのなか、また忍野に行ってきました。

けれど、多少の雨なら釣れるだろうという甘い考えは、

まっ茶色に濁った濁流をみてすっかり打ち砕かれ、

しばし呆然と佇むのでありました。

 

けど、それでもサカナはいるだろうと、

いつもサカナが溜まっているあたりにウエットを流す。

一度、コツンとアタリがあった気もするが、

濁流を流れる小枝じゃないの?といわれれば、

うん、そうかも、と答えるしかすべはない。

 

何故、そこまでして豪雨のなかで竿を振るのかといえば、

実は新調した柔らか目の竿を早く試したかったのである。

シマノのライムストーン、#4、8’3”。

あんまり飛ばないかな、と思ったけど、いやいや、

キャスティングが下手な自分でも対岸までちゃんと狙えます。

 

あとは釣り味を見たいところなのだけれども、

この濁流のなかでは流石にダメ。

 

午後に入って雨は止み、釣り人も少しずつ湧いて出てきます。

けれど、濁りはなかなかとれず、釣れている人もおりません。

 

3時頃になって、やっと少しずつ濁りが取れてきて

ぽつーん、ぽつーん、と待ちわびたライズも散発的に。

そこで#20ミッジに出てくれたのが尺ヤマメくん。

30cm_01a_20

水面下のブロックの陰に入り込まれてティペットを切られかけたけど、8フィート超えのロッド長に助けられ、なんとかランディングできました。

いやー、今日は諦めかけていたから本当にうれしい。

おNEWのロッドの初ヒットだしね。

 

富士急に移動して、こんどは盛んにライズしているニジマスくんをゲット。

勢いのあるファーストランに、しなる感じが心地よかったです。

このロッド、失敗じゃなかったね。

また、イブニングで折ったりしないように気をつけねば。

25cm 

 

                            <2011.08.30 記>

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2011年8月22日 (月)

■一匹の価値。

お盆明け、いつも通りの忍野通い。

久しぶりに早朝から川辺に立った。

やっぱり朝の空気はいいもんです。

Photo

けれども、この日は暑かった。

フライを投げても投げても

あまりの暑さに魚が出ない。

反応がない。というのが一番つらい。

 

そんなこんなであっという間にお昼過ぎ。

やっと出た!と思ったら痛恨のバラシ。しかも連続。

自分の技量のなさを棚に上げて、

魚も夏バテで食いが浅いのだと思うことにする。

Photo_2

ああ、今年初のボウズだな、と諦めながら道端の花を撮る。

こういうのを道草というのだろう。

 

そしてイブニング。

ライズは散発的で、なかなかフライに反応しない。

時間はどんどん過ぎていき、あたりも急激に暗くなっていく。

フライを視認できる限界。

もう、これまでか。と思ったとき、

もう見えません!でも、あの辺か?というところで「カポン」と来たのに無意識に合わせる。

そして、ぐぐっ、という反応!

おお、何とか会えたね、ニジマスくん!

01a__20

よし、この調子で2匹目!

と、フライの水気をぬぐって再度キャストの準備に入ろうとしたら、ロッドが変。

なんだか、ぐにゃりとしているわけです。

何が起こったのかと、しばらく呆然としていたのだけれども、どうやら真ん中からポッキリ折れている。

どうやって折れたのかさっぱり分からなかったが、分かっていたのは【終了】という二文字。

 

けど、何故だか気持ちは穏やかでした。

負け惜しみでなく。

それほどに’一匹’というのは重要ということなのでしょう。

・・・バカですねぇ。

                            <2011.08.22 記>

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2011年8月 9日 (火)

■ぴあ最終号。39年のありがとう。少年の日にかいだ匂いと共に。

ふとコンビニに立ち寄ったら、「ぴあ」の最終号に出くわした。

Photo ぴあ [最終号]

7月の終わりころには出ていたみたいなので旧聞なのかもしれないけれど、ちょっと感慨深いものがあって、ひとこと書いてみたくなった。

■39年のありがとう、というほど長らくお世話になったわけではない。

いや、むしろ毎号のように買っていたという期間は短くて、中学の2年から3年にかけての2年間くらいじゃなかろうか。

その頃は洋画邦画新旧の別なく、片っ端から映画を見ようと名画座通いを繰り返していて、3本立てを見終わる頃には、ハテ、最初にみたのは何だっけ?というくらい、ただただ数をこなしていったのである。

■学校から近かった文芸坐を中心に、飯田橋ギンレイホール、早稲田松竹、武蔵野推理劇場、大井町にもあったなあ。

当然、昼飯を食べる金なんぞあるわけもなく、グリーンガムを噛みながらひたすら画面を眺めてた。

名画座独特のにおい、グリーンガム、そしていつも傍らにあった「ぴあ」のにおい。

青春、というには早すぎるけれども、10代前半という多感な時期は、その「におい」とともにあったのである。

■そういえば先日、原田芳雄さんが亡くなった。

男くさい役柄が似合う人であり、ジュリーと逆の意味で「かっこいい」人であった。

原田芳雄といえば鈴木清順監督の「ツィゴイネルワイゼン」。

ただ男くさいだけでなく、反骨的アートの香りを持っていて、中学生などは一発でくらくらしてしまう。

同じATG(日本アート・シアター・ギルド)系の「田園に死す」とか「さらば箱舟」とか寺山修二の映画にも原田さんの名があったはずで、つまりはそういう匂いなのである。

最近のドラマでは味わえなかった、そういう毒を含んだ演技、映像が私の原田芳雄なのだ。

■そういった感慨もまた、「ぴあ」とつながっている。

原田芳雄だけでなく、それと同じようにいくつもの想いがそこに連なっている。

それは思い出というだけでなく、体験の複雑なあらみ合いだ。

ここ20年、「ぴあ」のページをめくることは無かったけれども、それが続いていること自体が大切なことであって、本屋やコンビニでちらりとあの表紙を見かけるだけで、ああ、元気にやってるな、と安心する。私の10代が未だそこにあるのだと確認できる。

それも、もう終わってしまうのか。

  

永遠、というものは無い。

                            <2011.08.09 記>

 

 

■ぴあ最終号スペシャルサイト 及川正通さんの表紙ギャラリー、帰ってきた!はみだしYOUとPIAなど。
http://39.pia.co.jp/
Bb

 

●●● 名画座 『キネマ電気羊』 ●●●

 

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2011年8月 5日 (金)

■釣れない言い訳。

相変わらず、ドライで苦戦。

といっても水面にまったく反応がない、ということはなく、バシャ、バシャ、っと散発的なライズがあって、たまーに出てくれるからドライでの釣りを諦めきれない。 

A1_12  

場所によっては、昼間っから常にライズしているところがあって、よく見ると何かちっさいものを捕食してる。

しめしめ、とチャレンジしてみるのだけれど、そういうのはかなり教育されているみたいで、一度じっくり眺めてプイと横を向く。それからは完全にスルーされる。

見えてるサカナはやっぱり釣りにくい。

これはかなり悔しくて、つい粘ってしまうのだけれども、熱くなればなるほど周りの枝に引っかけたりしてフライをロストするだけなので早めの諦めが肝心なのだ。

 

ところで、合わない病なのだけれども、やはりどうやら早合わせだったようだ。しっかり咥えさせるまでのタイミングがコンマ何秒早いのだろう。

バシャ、と出るのに合わせるのだけどまったく手ごたえがない方。

こちらは咥える直前に、’これは違う!!’と思われて浅くしか咥えない、或いは咥えていない、というところに違いない。

要は、俺の流し方が未熟で見切られている、ということか。

  

いやー、なかなかうまくいきませんな。

けど、そう簡単にポンポン釣れてしまったらそれこそ面白くない。

リバースポット早戸に来ているわけではないのだ。

え~、なんで今のでのらないの~!!

というのもまた面白い、といった余裕が欲しいところ。

 

その為には、まず一匹。

それが肝心。

A1_16

                           <2011.08.05記>

ブユの件、とりあえず今回はやられませんでした。

ハッカ水を頻繁にかけていたのが効いたのか、

イブニングのときに雨がザーザー降りだしたので、そもそも奴らが出てこなかったのか・・・。

とりあえず続けてみようか、ハッカ水。

 

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