■こころのずっと奥底に響くもの。『爆笑問題のニッポンの教養』 音楽、坂本龍一。
今回のテーマは、音楽。
■ 爆問学問『爆笑問題のニッポンの教養』(番組HPより)
FILE083:「台本のない音楽会」 2009.9.01放送
音楽、坂本龍一。
■母親が赤ん坊に「○○ちゃーん、ごはんでしゅよー」、
なんていう時には声の音程が上がっていて、あたかも音楽のよう。
実はそれは世界万国共通で、何万年か昔の人類において「音」と「ことば」が未分化だった時代の名残りだという説があるのだそうだ。
太田がサザンの歌のもつ力を坂本龍一さん伝えようとするのだけれども、どうしても分からないのは、彼の耳には歌詞が記号(音)として入ってくるらしく、どうやら’教授’は耳が赤ちゃんのまま育ったんじゃないかと太田にからかわれていたが、それもあながち的外れでもないのかもしれない。
■太田のいうようにメロディの上に言葉がのることで、ものすごく伝わる、なかなか伝えられないことも伝わってしまう、ということは確かにある。
けれどその一方で洋楽を聴くときって、英語が分からないものだから、歌詞もまた曲の一部としてとらえてしまって、邦楽を聴くときと脳のはたらく部分が違うような気がするのだ。
ジャズとかを聴くときと同じ脳なんだよな。
■邦楽は左脳、洋楽は右脳、
なんて単純じゃないんだろうけれど、赤ちゃんの話を聞くと、洋楽とかジャズとかは感情とかそういったこころ動きのさらにずっと深いところに入り込んでいくのだろうな、とうなづける。
けど、まあ、そんな理屈は最後の’戦メリ’生演奏の前にはまったく意味が無くって、ああ、やっぱり音楽っていいなあ、と、ろくに弾けないウクレレと戯れながら、しみじみ思うのである。
<2009.09.03 記>
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1996
坂本龍一
■6曲目に’Merry Christmas Mr.Lawrence’が入っています。
<視聴>では前奏の部分しか聴けないのが憎らしい(笑)。
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