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2009年8月22日 (土)

■彗星から発見されたアミノ酸と空想にふける夏。

米航空宇宙局(NASA)ジェット推進研究所は17日、米無人探査機スターダストが彗星(すいせい)から採取した試料の中からアミノ酸を初めて見つけたと発表した。<2009.08.19 読売新聞> 

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■発見された物質はグリシン。

最も単純なアミノ酸の一種なのだそうだ。

知ってのとおり我々のカラダは主としてたんぱく質で構成されているが、そういったたんぱく質はいろいろなアミノ酸がつながりあって出来上がっている。

つまりは生命の材料が宇宙空間で発見されたということである。

■ビッグバンで宇宙が誕生したときに、宇宙には最も単純な元素である水素とヘリウムしか存在しなかった。

そのうち宇宙に広がった水素とヘリウムの偏って存在した場所で恒星が生まれ、そして超新星爆発で死を迎えるときのエネルギーでヘリウムより重い元素が生成したそうな。

■そうすると、今回見つかったアミノ酸のようなものはどうやって生まれたのだろうか。

古い恒星の死骸からなる星間物質である炭素、酸素、窒素なんかが水素とともに吹きだまって、というところまではありそうだけれど、そいつらはどうやって化学結合に至ったんだろうね。

不思議です。

もしかしたらヘリウム以上の元素がそうだったように、初期の太陽系の中で生命が発達していて、その名残りが宇宙に漂っているのかもしれない。

■いずれにしても、見つかったのはあくまでもアミノ酸で、生命そのものではない。

’彗星からアミノ酸、生命の宇宙起源説裏付け’

なんて読売新聞は見出しに掲げているけれど、あくまでも生命の材料のそのまた材料が発見されたに過ぎない。

とはいえ、今回の発見はその’記念すべき第一歩’の可能性を指し示すことであって、殺伐としたニュースばかりが流れる中で、なんだかため息が出てしまうくらい壮大な空想を引き出してくれるのであった。

 

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                           <2009.08.22 記>

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■マインド・イーター 水見 稜  著ハヤカワ文庫 JA  (1984/10)
■こちらは命を運ぶどころか人間の精神を喰ってしまう彗星を巡るオムニバス作品。大好きな日本SFの一つです。

  

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