■WHOがフェイズ4を宣言。豚インフルエンザから新型インフルエンザへ。
豚インフルが遂に警戒レベル・フェイズ4へと移行した。
■1976年に撮影された豚インフルエンザウイルスの電子顕微鏡写真(CDC 米疾病対策センター提供)
■WHOはヒトへの感染が限定的な警戒レベルフェイズ3から、ヒトからヒトへと感染が確認されるフェイズ4への移行を宣言。
もはや豚のインフルエンザがヒトに感染する【豚インフルエンザ】から、豚は関係なくヒトの間で蔓延する【新型インフルエンザ】になった、ということだ。
一部ではヒトの間での大流行(パンデミック)の可能性があるフェイズ5が宣言されるという予測もあったようで、どうも事態は深刻な方向へと大きく流れている。
■ところが欧米を中心にした世界中で感染者が現れてきているものの、不思議なことに今のところ死者は出ていない。
100人以上が亡くなったメキシコの状況とは明らかに違うのだ。
■はて、これはどういうことか。
新型インフルエンザはテキーラとの飲み合わせが悪いなんてことは無いだろうから、メキシコで流行しているインフルエンザと、感染が拡大したといわれる他の国のインフルエンザとでは何かが決定的に違うのだろう。
■勝手なシロウト的な予測を述べさせてもらうと、いま世界に拡がっているのは前哨戦の弱毒性ウイルスで、本命の強毒性インフルエンザは未だメキシコに待機中なんてことじゃないのだろうか。
まあ、シロウトの推理なんてものはまったく当てにならず意味の無いものだから、今出来ることは刻々と変わっていく状況・事実をシッカリ把握して必要な対応をとるということだろう。
とりあえず売り切れないうちにマスクとイソジンを薬局で買ってこようかな。
<2009.04.28 記>
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コメント
とうとう、フェイズ5になってしまいましたね。
昨日の新聞には
「神戸大感染症センターはインドネシアの4州で402頭の豚を調査したところ1割を超える52頭の豚から、高病原性鳥インフルエンザウイルス(H5N1型)を検出した。人への感染力を一部獲得したタイプも
1株見つかった。WHOはH5N1型が豚の体内で変化するパターンを、人から人へ大流行する新型インフルエンザ出現の有力な筋書きとして警戒している。」
という、なんとも恐ろしい記事がありました。
インドネシアでも待機中でしょうか・・・
投稿: 臨床検査技師 | 2009年4月30日 (木) 18時59分
臨床検査技師さん、こんばんは。
同時多発・新型インフルエンザなんて本当に起こったら悪夢以外の何物でもありませんね・・・。
釈迦に説法かもしれませんが、お仕事柄気をつけてくださいね。
投稿: 電気羊 | 2009年4月30日 (木) 22時49分