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2009年3月30日 (月)

■地味に生きる。

極めて地味でささやかではあっても、幸せ、というものはあるし、

むしろその方が、味のある豊かな生き方だったりするのだと思う。

2009031901
■スズメノカタビラ(雀の帷子) イネ科イチゴツナギ属 

花期:3月から11月

よく見かける雑草なのだけれども、花はちゃんと咲く。

’スズメ’は小さいことをあらわし、カタビラは裏地のない単衣(ひとえ)の着物のこと。

米粒のように小さく、平べったい実を着物にたとえる。

実に風流だ。

   

2009031902
■ヤエムグラ(八重葎)アカネ科ヤエムグラ属 

花期:5月から7月 花径:1~2mm程度 

道端の至るところで群生していて、どんな花をつけるのかなと思っていたのだけれど、よく見たら既に花は咲いていたのね、と驚いた。

ちいさな薄緑色の可愛らしい花である。

葉には小さなとげがあり、互いに寄り合い、他の植物に寄りかかったりして立ち上がる。

茎を中心に6~8枚の葉が放射状に取り巻くところから「八重」、生い茂るさまが「葎(むぐら)」。

■八重、といっても本物の葉はこのうち2枚で、あとは託葉といわれる小葉片なのだそうだ。

うーむ、ほんものは誰だ?!って土居まさるじゃないんだから。

(といっても今の若者には通じないだろうが・・・。)

因みにヤエムグラの実にもトゲがあり、いわゆる引っ付き虫になるらしい。

  

01
03
■ヒメウズ(姫烏頭) キンポウゲ科オダマキ属 

花期:3月から5月 花弁の長さ約5mm

和名のウズは鳥帽(トリカブト)のことであり小さなトリカブトの意味。

地味だけれども雰囲気のある花である。

天気が悪かったからか花が開いていなかったのが残念。

   

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■ハキダメギク(掃溜菊)キク科コゴメギク属 

花期:6月から11月(実際はほぼ周年?) 花径:約5mm

熱帯アメリカ原産の帰化植物。

ゴミの集まるようなところ(掃き溜め)に生えることが多いので「掃溜菊」と名付けられた。

可憐な乙女に、こんなひどい名前を付けたのは「日本の植物学の父」、牧野富太郎博士なのだそうだ。

この花が咲いていたのは街路樹の陰で、「掃溜」は言い過ぎにしても確かに目立たない草で、あまり自己主張はしない方じゃないかと思われる。

最近は死語に近くなってしまった’おくゆかしい’という言葉が似合う花である。
  

  
■■■ 花の写真 ■■■  
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コメント

何気なく見落としがちだけど、意味があるものですね。

投稿: けい | 2009年3月30日 (月) 20時16分

けいさん、お早うございます。

>意味があるもの
そうですよね。
僕らが足早に通り過ぎていく道端にも、
立ち止まってみて初めて分かる人生って
あるんでしょうね。

投稿: 電気羊 | 2009年3月31日 (火) 06時56分

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