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2008年10月 7日 (火)

■ドラマ『夢をかなえるゾウ』。ガネーシャ、自分、インチキっぽいくせに意外といいこと言うやん!

ガネーシャの出す課題に不覚にも感心してしまった自分がなんか悔しい・・・。

Photo
■スペシャルドラマ 『夢をかなえるゾウ』 2008.10.02(木)放送。
古田新太のガネーシャが最高。あまりの知名度の低さに落ち込んで押入れに引きこもる「すねた」演技は古田新太ならではの味わい。

■話題の本っていうのを敢えて敬遠するいやらしいところがあって、本屋に平積みされているこの本の装丁が醸し出すインチキ臭さに惹かれつつも今まで無理に避けてきた。

けれど、ドラマのガネーシャ役を古田新太がやると聞いたらもう我慢の限界っ、どっぷりとハマり込んでしまいました(苦笑)。

■平凡な毎日を送る若手サラリーマンが、ふと自分の人生のつまらなさに気付き「変わりたい!」と願う。

そこに関西弁をしゃべる変なゾウの神様が現れて自信たっぷりにこう言うのだ、

―ワシの出す簡単な課題を確実に実行すれば

 お前は必ず成功する―

果たしてこの怠惰でインチキ臭い神様、ほんとに信じていいのだろうか???

・・・という おはなし。

Photo_9 「あんみつ、くれ~」

■要するに「成功の秘訣」の話なのだ。

・靴を磨く

から始まり、

・ 人を笑わせる

・ 誘われても真っ直ぐ帰宅し、自分の時間を作る

・ その日がんばった自分を褒める

主人公は半信半疑ながらもガネーシャの出す課題をこなしていく。

■実はこれらの「課題」は世界の偉人や成功者が実際に実行していたことなのだそうだ。
(またWikiネタなのですが・・・。)

靴を磨くのはイチローで、順にハーブ・ケレハー(サウスウエスト航空会長)、スティーブン・キング、手塚治虫というわけである。

「ものごとをプラス思考で考える」とか抽象的なことではなくて、実際に「行動」を伴った具体的な課題であることがポイントのように思われる。

■金も、地位も、名誉も、

ぜんぶ他人が自分を認めて与えてくれたもの。だから、

【毎日、感謝する】

という最後の課題も確かによかった。

けど、以下に挙げる3つの課題は「おおっ」と、メモってしまうほど

ナルホド度が高かった。

  
・ どんな最悪な事態に陥ってしまったときでも、

 【運がいい、と口に出して言ってみる】

・ 人に何かをしてあげるとき、まあこんなもんだろうという相手の

 想像力を遥かに上回る【サプライズをする】

・ いろいろ言い訳をしながら、やらずに後悔していることを

 【今日から始める】
    

■・・・でも、なかなかそう上手くいかないのが現実だ。

そういった「成功する習慣」を教授してくれる本を読んで理解したつもりになっても、「何だか掴んだぞ!」と思っているのは数週間程度。

半年もすれば本の中身はすっかり忘却の彼方、ご利益のある実践的自己啓発本も本棚のお飾りと化してしまう。

何を隠そう、ウチの本棚にも「スゴイ!」と感動した本が何冊も並んでいる。

だが悲しいかな、背表紙を眺める満足感以上のものは今や何も残っていないのである。

■このドラマ、というかこの物語がひと際かがやいて見えるのは、その「罠」を乗り越える力を秘めているからなのだ。

それらの「ありがたい課題」を提示するのが、如何にもインチキ臭い違和感たっぷりの「存在」であること。

一人暮らしのアパートに突然あらわれて押入れに住み着くのが’ドラえもん’ならまだしも、怠惰なゾウ人間(神様?)なのだから始末が悪い。

こんなのと一緒に暮らしながら逐一行動を見張られていたら、小栗旬ならずとも嫌でも継続的に実行せざるを得ないだろう。

その意味で古田新太は今回、最高の仕事をしたと言える。

彼以上にガネーシャ役が似合う男は世界広しといえども他にはいない。そういわれても本人はちっとも嬉しくないかもしれないが、あえて断言してみたいとおもう。

■さて、問題は我々がこのドラマをみた直後からの実際の行動と、その半年後、3年後にそれが継続できているかどうか。

何しろ我々のそばには違和感溢れるガネーシャも古田新太もいないのだ。これは結構痛いハンディキャップである。

とりあえず、今すぐに出来ることは古田新太扮するガネーシャの画像をデスクトップの背景にでもするかなのだけれども・・・

うーん、チョッと気が進まないなぁ。

_ 「よっこらせっ」
Photo_7 「何じゃ、コイツ!」
■【連続ドラマ】『夢をかなえるゾウ』木曜 夜 11:58 NTV系列 
  主演:水川あさみ (祝!連ドラ初主演!)

■引き続いての連続ドラマ。

こちらはオリジナルストーリー(だよね?)で

主人公は水川あさみが演ずる一人暮らしの独身派遣社員。

彼女の夢が「幸せな結婚」だったりするのでテーマ的に40のおっさんには正直きびしい。

■でも、第一話での水川あさみの

「もう、最悪!!」

っていう演技が最高によかったので、うん、これは続けて見ちゃうかもしれない。

気位を高く見せている内面が実はとてもか弱いOLの成長ぶり、しっかり期待させてもらいます。

あ、もちろんガネーシャ・古田とのかけあい漫才も楽しみ。

水川あさみは果たして新境地を拓くのか!

                          <2008.10.07 記>

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■【原作本】
Photo_8
■『夢をかなえるゾウ』  水野敬也 著(2007年8月初版)

     
■【DVD】 夢をかなえるゾウ スペシャル 男の成功編

    

■過去記事■
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■CAST■

【スペシャル・ドラマ版】
古田新太 :ガネーシャ(ゾウの神様)
小栗 旬  :野上耕平 (主人公) 
瀬戸朝香 :氷室絢子(会社の上司)
田中要次 :ニュートン&イチロー&キュリー夫人&エジソン
宇梶剛士 :刑事
ランディ  :本物のゾウ
【連続ドラマ版】
水川あさみ  :星野あすか(主人公)
長谷川朝晴 :坂東剛(主人公を振った職場のエリート)
加藤理恵   :本多加奈子(派遣仲間)
大久保麻理子 :池上ルナ(派遣仲間)
佐戸井けん太 :田島部長

■STAFF■
原作 : 水野敬也 「夢がかなうゾウ」 飛鳥新社
脚本 : 根元ノンジ(スペシャル・ドラマ)
      国本雅広(連続ドラマ)
演出 : 岡本浩一(読売テレビ)
チーフプロデューサー : 田中壽一(読売テレビ)
  * * * * * * *
ナレーション - 窪田等
音楽 : 中塚武
主題歌 : SEAMO 『Continue』
  * * * * * * *
VFX・特殊メイクスーパーバイザー : 岡野正広(ゴンゾ)
CG  : フレームワークス・エンタテインメント
  * * * * * * *
製作 :読売テレビ/ケイファクトリー

Photo  Continue

      

■ドラマ 夢をかなえるゾウ 公式HP

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