■あんた、「一期一会」って言いますやろ。『プロフェッショナル・仕事の流儀』 京菓子司、山口富蔵。
今回のプロフェッショナルは、京菓子司の山口富蔵さん。
■古都の雅、菓子のこころ・京菓子司・山口富蔵
<2008.09.09 放送> (番組HPより)
■一期一会。
いちげんさんでも、お得意さんでも、一回の仕事は一回きりのもの。
お客さんが何を求めているか。
それに答えるには、自分の懐が深くないと応えられない。
職人としての菓子の技術だけでなく「遊び」が必要になる。
向き合ったお客さんに「面白い」と思わせる人間の厚みが問われるのだ。
■一方、お客さんによろこんでもらうためには、
これこれこういうものがいいでしょ、と正解を提示するものではない。
お客さんに選択の余地を残さなければ、面白くない。
お客さんに向き合ったときに、
その一期一会の関係性のなかで初めて生まれてくる。
それが「面白さ」なのだ。
■オーダーメードの和菓子作りと自動車のような大量生産の商品作りとは、もちろん相容れないところもあるけれども、
買う側のお客さんにしてみれば、はやりそれは「一期一会」なのであって、大量生産は言い訳にはならない。
そこで「一期一会」にどう応えていくか。
難しいけれど、面白い課題だとおもう。
<2008.09.13 記>
■『京・末富 菓子ごよみ』
■山口 富蔵 著 淡交社 (2001/10)
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