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2008年3月26日 (水)

■道端の春。つくし、ハコベにホトケノザ。

道端は、もうすっかり春のにぎやかさなのである。

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■つくし(土筆) :トクサ科の多年生シダ植物。

実は、つくしが生えているのを意識して見たのは初めて。少なくともガキの頃は草むらで遊んでいたはずなのだが、あまり記憶に無い。

よく見れば道端のいろんなところに生えていて新鮮な驚きを味わう。

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電信柱の根元にも。

「つくし」自体は胞子茎というものだそうで、それが枯れると光合成を行なう’スギナ’が生えてくるらしい。

上の写真では早くもスギナがわさわさと生え始めている。

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■ナズナ :アブラナ科 ナズナ属 別名、ぺんぺん草。

セリ、ナズナ。ゴギョウ、ハコベラ、ホトケノザ。

スズナ、スズシロ。

言わずと知れた春の七草のナズナである。

馴染み深い草だけれども、逆さにしてシャラシャラ音をたのしむという遊びをした記憶は無い。

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■ハコベ : ナデシコ科ハコベ属の2年草。

これも春の七草、ハコベラ。

花径5mm程度の可憐な花である。

3月初旬に撮影した「コハコベ」(下の写真)と同じ草かと思っていたが、コハコベの茎が紫色がかっているのに対し、このハコベは緑色。茎が緑色の「ミドリハコベ」はオシベが8~10本。この花のオシベは3本であることから、たぶん「ハコベ」なのだと思われる。

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■「コハコベ」3月4日撮影。

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■ハナイバナ :ムラサキ科ハナイバナ属の一年草。

ハコベにまぎれてひとつだけポツンと咲いていたのだが、思わず見落としそうになってしまった。

花径2mm程度の小さな花。

葉と葉の間に咲くことから「葉内花」と呼ばれるようになったらしい。

キュウリグサという花とよく似ているが、花の中央部の「りん片」という部分が黄色であることで見分けられるそうである。

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■ヤハズエンドウ :マメ科ソラマメ属 別名カラスノエンドウ

赤紫色が緑に映える。

ハコベやナズナにくらべて極めてセクシーである。こんな女性に言い寄られたら思わずよろめいてしまいそうだ。(あくまでも妄想、妄想。)

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この個体は葉が細いのでホソバヤハズエンドウか?

と思ったが、「ホソバ(細葉)」は葉の先が凹まないらしいので、これもヤハズエンドウのようである。

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■ヒメオドリコソウ :シソ科オドリコソウ属の一年草。

変ったホトケノザだなぁと思っていたら別の草であった。よく見れば、葉のつき方も花のつき方もまったく違う。

ホトケノザのような奔放さは無くて、おしとやかな雰囲気を漂わせる花である。

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■ホトケノザ :シソ科オドリコソウ属の一年草。

こちらが本物のホトケノザ。

とはいっても、春の七草の「ホトケノザ」は別の「コオニタビラコ(子鬼田平子)」という草で、とてもややこしい。

茎の周りをぐるりと一周する葉が仏様が座っている台座のようであることから「ホトケノザ(仏の座)」という名がついたらしい。

最近知った花なのだけれど、実はあちこちの空き地でわんさか咲いているのに改めてびっくり。花をつけるまでは、なかなか目にとまらないものなのだ。

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■ホトケノザが群生しているあたりにわらわらとハナホシテントウがおりました。

かたまって冬を越した成虫たちが春の陽気に目を覚ましたのだろうか。

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■よく分からない4弁の黄色い花。

もう少し腰を入れて調べてみよう。

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■道端に拡がるオオイヌノフグリの群生。

地べたにしゃがんで眺めると、そこには別世界のような美しさがある。

電車の時間を気にしながら足早に通り過ぎていくときには決して現れない、今まで気づくことのなかった世界がひろがっている。

時間を気にしない道草ほど贅沢なものはない。

                         <2008.03.26 記>

  
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コメント

愛犬との散歩の行き帰りもとても華やいできました。
ヒメオドリコソウ、気になってたんです!
ホトケノザといっしょの辺りにいつも見つけるので
変種かなにか?って思ってました。
疑問が解けてスッキリ!です^^

投稿: 臨床検査技師 | 2008年3月28日 (金) 16時51分

臨床検査技師さん、こんばんは。

お役に立てて光栄です。happy01
たまには、そういうこともあるんですね。

投稿: 電気羊 | 2008年3月28日 (金) 21時57分

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