■エンデバー帰還。土井さん、お帰りなさい。
スペースシャトル・エンデバーが15日と18時間の飛行を終え、無事、ケネディ宇宙センターに帰還した。
■予定では日没前に着陸することになっていたのだけれど、大気圏再突入直前にケネディ宇宙センタ上空に雲が立ち込めたため、シャトルは地球のまわりを90分かけて一周してから改めて再突入、結果日没後の着陸となった。
シャトルの着陸はものすごい迎角をとるから、そもそも姿勢とか高度とか把握しにくいだろうに夜間の着陸では左右の景色もほとんど分からんわけで、ほとんど目隠し状態でのランディングになるのじゃなかろうか。
■しっかり誘導されていて、対地モニターみたいなものもあるのだろうけれども、パイロットとしてはやっぱり肉眼で把握したいところだろう。
かなりの経験と技量をもったパイロットなのだろうなあと、改めて尊敬のまなこである。
youtubeの動画を見ていて、大昔にあった「ミッドナイト・ランディング」という着陸シミュレーションゲームを思い出したが、シャトルはやり直しきかないもんな(苦笑)。
■それにしても、気象条件が悪くて着陸をやり直すのに「地球を一周する」ってのも、ほんと、スケールのデカイ話である。やっぱり「宇宙船」は世界が違う。
まあ、ともあれ、無事に帰還できてよかった、よかった。
そして土井さん、お帰りなさい。
<2008.03.28 記>
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コメント
群馬で今日から開催の「第25回全国都市緑化ぐんまフェア」
メーン会場の1つとなる、前橋市・敷島公園ばら園には、
館林出身の宇宙飛行士・向井千秋さんがスペースシャトル内で
実験用として利用した「宇宙バラ」も展示されるそうです。
向井さんの頃より宇宙事業も格段の進歩なのでしょうね
投稿: 臨床検査技師 | 2008年3月29日 (土) 16時17分
宇宙バラって宇宙で開花させたバラのことなんですね。
香りの成分が微妙に違ってくるってのは驚きです。
投稿: 電気羊 | 2008年4月 2日 (水) 06時21分