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2008年2月16日 (土)

■落下するスパイ衛星を破壊せよ!

制御不能に陥り北米大陸に落下すると予想される米国のスパイ衛星をミサイルで破壊しようという計画が米国国防省によって進められているようだ。

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■海上自衛隊のミサイル自衛艦「こんごう」から発射されるSM-3迎撃ミサイル

■衛星の大気圏突入は3月2日~8日週の見通しで、米国防総省ではそれまでにミサイルによる撃墜を実施するか否かの決定をする。と報道されている。

■衛星の質量は約2.3トン。大気圏に再突入しても重量の半分以上が燃え残って地上に落下。また燃料タンクには毒物であるヒドラジン約450kgが満載されているとのことで、そのインパクトは明らかにされていないけれども、安心してほっておけるものではないことは確かだ。

■迎撃に用いられると目されているのはイージス弾道ミサイル迎撃(Aegis Ballistic Missile Defense)システム。

高度100キロの宇宙空間を慣性飛行中の物体を、艦船から発射されるSM-3迎撃ミサイルに搭載した『キネティック弾頭』を使って破壊する、というものだ。

■冷戦の時代、レーガン大統領の主導でぶち上げられたSDI構想のおとぎ話が、今や現実として目の前にある。

3月初旬のXデー、固唾を呑んで見守ることになるだろう。

                          <2008.02.16 記>

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■DVD 『天空が燃えつきる日』
■ガキの頃に映画館で見たショーン・コネリー主演の映画 『メテオ』(’79)を思い出したのだけれど、DVDは出てないようです。この『天空が燃えつきる日』という映画は1961年公開の作品で、『メテオ』のオリジナルなのだそうです。知らんかった。
★★★★ (1件のレヴュー)

■DVD【レトロムービーコレクション】 
・・・なんてマニアックなラインナップなんだろう。このシリーズ、侮りがたし!(笑)

    
■分からないので調べてみましたのコーナー■
【ヒドラジン(diazane/N2H4アンモニアに似た刺激臭を持つ無色の液体で、空気に触れると白煙を生じる。水に易溶。強い還元性を持ち、分解しやすい。引火性があり、ロケットや航空機、また人工衛星や宇宙探査機の姿勢制御用の燃料としても使われている。毒物。気化吸引、皮膚への接触ともに腐食をもたらし全身を骨までドロドロに溶かす。また中毒症状をおこす。

■【キネティック弾頭】信管と炸薬を持たず、対象に衝突し、その運動エネルギー(kinetic energy)によって破壊する弾頭。SM-3迎撃ミサイルに搭載されるタイプは赤外線センサーで対象を捕捉しながらガス噴射による姿勢制御を繰り返して目標に追いすがる、というものらしい。以下の動画を参照方。凄いです。

■【動画】キネティック弾頭・姿勢制御試験

 
■過去の記事■ 飛行機、宇宙の話など  
    

   
    
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コメント

映画や小説の中の出来事ではなく、
3月初旬のXデーは現実にやってくるんですね。
450kgのヒドラジン、想像したくないです・・・

投稿: 臨床検査技師 | 2008年2月18日 (月) 16時57分

破砕された破片がきっちり燃え尽きるかどうかも疑問ですね。くわばら、くわばら。

投稿: 電気羊 | 2008年2月19日 (火) 18時37分

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