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2008年2月21日 (木)

■大気圏外でのスパイ衛星の迎撃に成功。総額33億円の大広告。

日本時間の21日昼、米軍はハワイ沖海上に待機中のイージス艦「レイク・エリー(USS Lake Erie)」から発射したSM-3ミサイルを使って制御不能に陥ったスパイ衛星「NROL-21/USA-193」の迎撃に成功した。

■迎撃が行なわれた高度は247kmと衛星軌道としては非常に低く、衝突によって発生した大小数百個の破片(デブリ)の過半数は1~2日以内に大気圏に突入して燃えつきるそうな。

大気圏外での迎撃だから、当然ヒドラジンは問題なし。

無事で何よりである。

Photo_3

■・・・、といっても「大本営発表」だから眉にツバをつけるべし、衝突によって「加速」された破片も当然あるはずで、4500トンを超えるともいわれるスペースデブリがまた増えた、ということになる。「プラネテス」じゃないけれど宇宙の掃除屋が商売になる日は意外と近いのかもしれない。

ちなみに、今回の衛星迎撃計画に用いたミサイル1機の費用は約1000万ドル(約11億円)で予算総額は約3000万ドル(33億円)にものぼるそうだが、軍需産業の「広告宣伝費」として考えたら安い出費なのだろう。なにせ大手を振って『衛星破壊兵器』をデモンストレーションする機会なんてそう滅多にないのだから。

Photo_4
■ プラネテス <1>
★★★★★(51件のレヴュー)
 
                            <2008.02.21 記>

     
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コメント

ひとまず、やれやれ・・・でしょうか。一連の記事を拝見するまでは、
衛星が制御不能に陥る事自体、知らなかったです。
昨夜の綺麗な満月に、あらためて宇宙の平和もお願いしましたfullmoon

投稿: 臨床検査技師 | 2008年2月22日 (金) 09時27分

臨床検査技師さん、こんにちは。
返事がすっかり遅くなってすみません。

あれから一週間経ちますが、あんまり大きく報道もされず、何気なく終わったことになってしまったようですね。
ばら撒かれた「デブリ」は大気圏突入でちゃんと燃え尽きたのでしょうか?スパイ衛星の残骸による流星群が観測されたくらいのニュースがあってもいいような気がするのですが・・・。

投稿: 電気羊 | 2008年2月29日 (金) 12時13分

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