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2007年11月 5日 (月)

■分かってくれるひとがそこにいるよ、と伝えたい。『プロフェッショナル・仕事の流儀』自閉症支援・服巻智子。

今回のプロフェッショナルは、

自閉症の自立支援活動を行っている服巻(はらまき)智子さん。

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■見えない心に、よりそって
自閉症支援・服巻(はらまき)智子 10/30放送(番組HPより)

■自閉症とは、脳のはたらきの一部が一般のひとと異なることによりコミュニケーションに支障をきたす症状をいう。

自閉症と思われる人は現在日本に120万人。

100人に1人は自閉症に苦しんでいるということになる。

■自閉症のかたちはいろいろあるようであるが、一般に自閉症の人は相手がどう思っているかを表情から感じ取ることが出来ないのだという。

まわりにいる人みんながマネキンのように無表情だったらそれがどれだけ怖いことか。

だから、怯える。だから、孤立する。

その苦しみから救ってあげたい、というのが服巻さんの気持ちなのである。

■服巻さんが自閉症に苦しむこどもに伝えたいことはただひとつ。

分かってくれるひとがそこにいるよ。

だから安心していいんだよ。

その小さな安心が、小さな自信につながり、育っていく。

■それが目に見えてくるのは明日かもしれないし2年後かもしれない。

それを信じる。

ちょっとしたことにパニックになり声を荒げるその子を「かわいいなー」、と心底思える人間の大きさが服巻さんにはあるのだ。

■自閉症児を支援する活動を始めた当初、服巻さんは苦い思いを経験している。

自分が学んだ自閉症児への接し方を一所懸命、親に教え込む。

自閉症児の親はただでさえ自責の念を抱いていたりする。その「教え込む」という一方的な働きかけが如何に相手を追い込んでいたか。

そこに気付くことが出来なかったのだ。

■相手はひとりひとり違った事情をかかえ、ひとりひとり違った悩みを抱えている。

そういったひとりひとりに合わせることができるひと。それがプロフェッショナルだと服巻さんはいう。

多様性を受け止めること、違う価値観を受け止めること。それが大切なのだ。

「多様なことって、本当にいい」と明るく微笑む服巻さんは非常に素敵である。

その笑顔で、どれだけの個性たちを受け止めてきたのだろう。

■There’s always another way.

どんな時でも思いこんだものと違うやり方がある。違う価値観がある。そう考えることのできる人。それがプロフェッショナルかな。

その言葉はその言葉の持つ意味以上に、深い。

                            <2007.11.05 記>

■服巻 智子さんの著作
   

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