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2007年8月12日 (日)

■【ひつじの本棚】『図録 王立科学博物館』 しばし現実から逃避する愉悦。

食玩なるものが世に出てどれくらい経つだろうか。

雑誌『宇宙船』やら『ホビージャパン』の後ろのほうの白黒ページに載っていた海洋堂のガレージキットを物欲しげに眺めていた時代を思い出す。到底、中高生に手が出るような値段ではなかった。

『王立科学博物館』のフィギュアを改めて眺めるにつけ、本当にいい時代になったな、と思う。
(記事を書こう書こうと思っている間に、3ヶ月くらい経ってしまった・・・。←イイワケ、イラネ!)

Photo
■ 図録「王立科学博物館」
岡田斗司夫 総監督 三才ムック (2007.04)
<Amazon評価> ★★★★★(レヴュー数 4件)

言わずもがなだが、『王立科学博物館』は、2003年から2004年にかけてTAKARAからリリースされた宇宙関連の食玩シリーズである。海洋堂の手による採算度外視とも思える精密なフィギュアと16ページにも及ぶ「過剰な」解説本が『男子』の心を揺さぶった。

ところが、フィギュアは落ち着くべきところに飾られてあるのだが、押入れの箱の中にしまった「解説本」たちがどうも気になるのだ。本来であれば本棚の「世界の傑作機」シリーズのとなりにでも並んでいるべき内容のものだからである。

そういう気持ちが通じたか、今回、その「解説本」たちを一冊にまとめたカタチで本書が刊行されたというわけだ。まさに、「かゆいところに手が届く」とはこのことだ。

大きな図版で23件の記事をまとめて眺める味わいは、また格別だ。やっと落ち着くところに落ち着いたなという感慨にひたりつつ、「発射台の総統 ギュンター・ヴェント」の記事やらモリナガ・ヨウさんの楽しいコメント入りイラストを眺め、しばし時間を忘れるのであった。

しかし、この本には抜けがある。この本自体に付属するフィギュア「ケープ・カナベラル、ふたたび(スペースシャトル)」の解説本が織り込まれてないのだ。「えー、小さい本とダブってもいいから入れてよー。」というのが正直なところ。

とはいえ、今回のフィギュアはまた恐ろしく出来が良い。しかも赤色LEDで発射のイメージまで出来るという芸の細かさ。海洋堂と岡田斗司夫のコダワリの深さには頭が下がる。

なんだか、この続きを期待したくもあり、そろそろ許して!という気持ちもあり、ファンの気持ちは複雑だ。

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■『ケープ・カナベラル、ふたたび』 スペースシャトル& MLP on Crawler
「図録 王立科学博物館」付録(2007年4月)

■さて、「お気に入り」を並べて、しばし逃避を愉しもうか。

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■『スプートニク・ショック』 地球儀&スプートニク衛星
第一展示場「月とその彼方」より(2003年8月)

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■『聖夜』 月の暗黒面から出るアポロ8号
第二展示場「白のパイオニア」より(2004年7月)

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■『鷲は舞い降りた』 アポロ11号
モノマガジンvol.479 8-16/9-2合併号付録(2003年8月)

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■『人類、月に立つ』 月面に立つ宇宙飛行士
第一展示場「月とその彼方」より(2003年8月)

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■(左)『ロケットの夏』 離床するサターンⅤ型ロケット
第一展示場「月とその彼方」より(2003年8月)

■(右)『遠雷』 ソユーズロケットの発射
第二展示場「白のパイオニア」より(2004年7月)

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■『久遠』 ボイジャー深宇宙探査機
第二展示場「黒のフロンティア」より(2004年7月)
 

                         <2007.08.12 記>

■ 図録「王立科学博物館」
岡田斗司夫 総監督 三才ムック (2007.04)
<Amazon評価> ★★★★★(レヴュー数 4件)
アマゾンの在庫はもう無いようだけれども、本屋さんにひょっこり置いてあったりします。

  
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