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2007年7月28日 (土)

■タメの会話は面白い。『爆笑問題のニッポンの教養』比較解剖学 遠藤秀紀。

同い年(タメ)の会話は何故か盛り上がる。
久しぶりに面白いやりとりを味わえた。

Photo
FILE008:「この形 ありえない・・・人間は失敗作だ」
京都大学霊長類研究所教授 遠藤秀紀(比較解剖学)
2007.07.27放送

■専門は「死体」。と、いきなり切り出す面白いキャラクター。しかも爆笑問題の二人と同い年ということで一気に場が和む。「タメ」というのは不思議である。

「すべての形に意味がある」
死体を解剖して、その機構の意味を見つけるのが、「比較解剖学」という学問らしい。

パンダの手の骨格(フェイフェイの)を持ってきたので、あー、六本目の指の話か、グールドの本で読んだぜ。と思っていたら7本目の指の解説が始まった。なかなかやるな、と思う間も無くアリクイのあごの構造の話で、すっかり参ってしまった。小学校低学年の頃、近所のお兄ちゃんがプラモデルを見せてくれた時のようなキラキラ感を覚えた。

遠藤さんの言うとおり、「機構の中身が知りたい」というのは「男の子」の属性である。

■解剖学の話も面白かったのだが、「動物園」論争も見ごたえがあった。

遠藤さんは、動物園はエンターテイメント施設ではなく、「教育機関」であると熱弁をふるう。それに対して太田は「娯楽」だ、と反論する。

太田は、研究した中身を「伝える」ためには面白くなくっちゃいけない。だから娯楽であるべく努力をすべきだ。という。

遠藤さんは、動物園はお金では割り切れない世界だ、という。「アリクイのあご」の構造を考えることが出来たのも、数十年前に「アリクイのアタマが面白い」と思って残してくれた『変わり者』の研究者がいたおかげである。経済性を追求すれば、そういう価値の分かりにくい仕事が生き残れなくなる。そういう危機感からの言葉である。

どっちも正しく思える。かつ、他の領域にも当てはまるような、こういう議論は面白い。こういう会話が弾んだのも「タメ」同士ゆえの安心感からくるものなのだろうか。

                          <2007.07.27 記>

 
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■遺伝子から見た死生観。
『爆笑問題のニッポンの教養』 ヒトはなぜ死ぬのか?

http://soko-tama.cocolog-nifty.com/blog/2007/06/post_5eba.html

■京都大学霊長類研究所教授 遠藤秀紀さんのHP
http://www.pri.kyoto-u.ac.jp/shinka/keitai/members/endo/index.htm

■爆笑問題のニッポンの教養 HP
http://www.nhk.or.jp/bakumon/previous/

    

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