■ひつじの本棚■ 『経営者の条件』 すべての知的労働者へ。
■『経営者の条件』
ピーター・ドラッカー著
経営学の古典と言われるが、決して古びてはいない。むしろ、「会社は誰のものか?」等の議論が巻き起こっている現在において、重要な本であると思う。
・組織が共有すべき『成果は何か?』
・そして、組織のそれぞれは、その成果に対して『どうのような貢献ができるのか?』
タイトルにある『経営者:EXECTIVE』とは、
『「与えられた仕事」以上のことをこなす、知的労働者すべて』
を指しており、そうした個人の「充足感」と、その個々人の貢献により成果を上げる組織の共栄について書かれた本なのである。
この本は、読みやすいのだけれど奥が深く、読み返す度に新しい理解が深まるような気がする。自分の実経験に合わせて見えてくるものが違ってくるからなのだろうか。
<2007.05.09 記>
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