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2007年5月 3日 (木)

■『FX 次期主力戦闘機』について考える。その2

■航空自衛隊の次期主力戦闘機(FX)選定の件、どうも煮え切らない。

22_2007_05_01_1 ■久間防衛相が、F-22の情報開示をお願いしに行って来る。と張り切っていた割には、5/1に実施された日米安保協議委員会(2プラス2)が終わっても、大したニュースが入ってこない。
 また、4/21には共同通信から、『「防衛省はF-22とF-15FXの二段構えの採用を検討」と複数の日米関係筋が明らかにした。』と配信されたが、あれから1週間以上経つのに共同通信以外からの第2報が聞こえてこない。

■周辺国への政治的影響を考慮して、頬かむりしているのか?
イージス艦情報漏洩にあきれたアメリカさんから、相手にされていないのか?
共同通信のニュースが単発で終わったことを考えると、F-22を売りこみたい人たちと、F-22という最新鋭のおもちゃが欲しい人たちによる、政治的なリークなのではないか?と邪推もしたくなる。

■前回の予想では、『F-15FXで当座を凌いで、F-35を待つ。』というものだったが、ここにきて自信が揺らいでくる。アメリカはF-35すらライセンス生産させないのではないか?と。

■というのは、前回の本誌競馬予想には、「日本でのライセンス生産による技術力維持」と「アメリカのステルス技術流出」の観点が抜けていたからだ。(この、ウツケモノめ!)

Atdx50 ■技本の先進技術実証機(ATD-X)はどうか?試験機初号が2014年では、まだまだ先の話。だし、あくまでも研究機だ。ワンオフの研究機と、量産機では必要とされるノウハウが異なるだろう。日本の先端航空機技術維持の為には、「生産」が欠かせない。
(ところでニックネームの『心神』・・・微妙過ぎデス。)

■むむむ、①日本はライセンス生産で、技術力を維持したい。②だが、F-15や、想定敵機Su-27系の所謂、第4世代の戦闘機では面白くない。③けれど、機密の塊である第5世代のF-22やF-35は、情報漏洩の前科モノにライセンス生産をさせてくれるかは望み薄。

■となると、前回、空自既存の機体や米軍とのインターオペラビリティ(相互運用性)で切り捨てた、ユーロファイター・タイフーンが俄然、良く見えてくる。
・スーパークルーズ(アフターバーナ無しの超音速巡航)が出来る。
・そこそこのステルス性(F-18以上F-22以下)
・性能比較ではSu-27改(Su-35)と4.5:1で有利。
 (F-15最新型は1.5:1、F-22は9:1、数値の技術的な意味は良く分からないので、あくまで参考。 )
・値段も40億円程度とお手ごろ。
・何よりも、ライセンス生産OK。改造OK。というところが魅力。

_02_3 ■何だか、今まで、あんまり興味の無かったタイフーンがカッコ良く見えてきた。カナード翼なんか付けちゃったりして、可愛い奴め!

■日本の航空産業の技術力維持、将来性、経済性から、本誌の本命は思い切ってユーロファイター・タイフーンに変更!
どうだ!防衛省!
時代は変わったのだ。アメさんの顔色ばっかり伺ってたら、ロケット技術みたいに航空技術でも3流国になってしまうぞ!

・・・けれど、結局、目先の利害調整、政治決着で、当面のF-4後継はF-15FXになっちゃうんだろうな。その場の戦術ばかりで、長期的戦略の無いこの国、日本。これでいいのか!
(これでいいのだ~♪ by 筋少。)
                            <2007.05.02記>

F15e_2 <追記>もし、F-15FXで決まるなら、ストライクイーグルは複座だから、神、栗コンビに復活してもらって「イーグル無頼」、期待してしてしまうな。栗さんがWSO(兵器技術士官)務めたら、目隠しでもターゲット外さないぜぃ!なんて。

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低コストを図りながらも高速性と機敏性を両立させ、対地攻撃にも使用されている最新戦闘機「ユーロファイター2000タイフーン」。イギリス、ドイツ、イタリア、スペインの共同開発によって誕生した機体の航空ショーでの飛行やエピソードを紹介する。
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十分なステルス性能を有すること。超音速飛行が可能なこと。S/VTOL性能を有すること。そして、コストはF-22の1/3以下のこと!そんな不可能にチャレンジしたボーイングX-32とロッキードX-35。その開発・試験飛行を現在進行形でカメラが映し出していく。飛行機ファンならずとも、製品開発プロジェクトに関わる人間であれば、垂涎のDVDである。お勧め!!!
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Dvd_f_22_3
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F-15の後継機には、「完全な制空権の掌握」が可能な革新的な戦闘機が求められた。その次期主力戦闘機の座をかけたF-23との開発競争、緊迫感あふれる飛行試験の様子。テストパイロットに焦点を当てたF-22開発ドキュメント。
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■関連記事■
■【次期主力戦闘機FX】F-22Aラプターが有力?
http://soko-tama.cocolog-nifty.com/blog/2007/04/f22a_2c6d.html

■大石英司さんの「代替空港」’FX、自前で行こうぜ’にT/Bさせていただきます。
http://eiji.txt-nifty.com/diary/2007/04/post_fa6f.html

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