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2007年5月 8日 (火)

■『帰ってきた時効警察』 第4話 今回の主役は、三日月さんだと言っても過言ではないのだ。

今回は、三日月さん踏んだり蹴ったり。寝不足でアタマはボーボー、ふらふらしていて自転車に轢かれるは、霧山と真加出がデートすると勘違いして逆上、店屋モンのざるそばをアタマからかぶるは・・・というわけで、遅くなりましたが、第4話です。

4 #4 「催眠術は、推理小説にはタブーだと言っても過言ではないのに・・・」
■脚本・監督 ケラリーノ・サンドロヴィッチ
2007.05.04放送

■今回のゲストは、ともさかりえ。役柄は催眠療法士で、早速、「一睡もしないで、羊を数えて、撥ねられて、眠いねむい」な状態の三日月を診ることに。ところが『偶然』、その催眠療法士スリープ玲子(ともさかりえ)は、三日月の中学時代の親友だったのだ。(そして、同時に三日月は中学時代に「関取」だったという衝撃の過去が暴かれる。)

■一方、霧山は、小説家・卯月善(矢崎滋)の不倫相手で女流推理小説家の七海奈美(村岡希美)が完全密室状態で殺された時効事件「本格女流推理小説家密室殺人事件」の捜査を始める。『偶然』にも小説家・卯月善(矢崎滋)の娘が催眠療法士スリープ玲子(ともさかりえ)だと知った霧山は、彼女に疑いをかけはじめ、思い余って名刺と間違えて「誰にも言いませんよ」カードを渡してしまう。

■『多め亭』改め、『早め亭』のオバちゃんの無意識に繰り出されるヒントと、遺留品の熊の縫いぐるみの中から被害者の七海奈美の日記が「偶然」見つかり、霧山は真相にたどり着く。そして、スリープ玲子を訪れる霧山と三日月。いつものように霧山は自らの推理を語りだすのだが、スリープ玲子の催眠術に嵌りクラクラに。ところが、皿がテーブルから落ちた音で、玲子の催眠クラクラ空間は消え去り、玲子は事件の真相を語りだす。「実は」霧山は先に、玲子に催眠術をかけていたのだ。

■「つららが溶けて凶器がなくなる」、「虫眼鏡で光を集めて紐を切る」というトリックの「ベタ」さ加減。「偶然」に頼るあまりにもご都合主義のストーリー展開。それでも白けるどころか、見ているものをグイグイと惹きつけるのだから不思議である。ケラリーノ・サンドロヴィッチ。物語よりも、一瞬のシーンの面白さに命を賭けるフシギな作家だ。

■前作#8「桜咲く、合格通知は、死への招待状?」で、変質者のニセ霧山を登場させてオダギリジョーをいじりまわしたサンドロヴィッチの今回の標的は、三日月さん(麻生久美子)。「のだめ」上野樹里をも凌駕する、寝不足三日月のボロボロさ加減。中学時代のあまりにも酷い「関取」さ加減。何もオナラで返事させなくても・・・。そして、歌手デビュー。

■60年代ドラマを彷彿とさせる窓辺での弾き語り。道端でのライブ活動。そして初めてのコンサートは大盛況。新曲「しゃくなげの花」ほか、「月見そばのうた」などを収録したニューアルバム『満月』は大ヒットで、TVに出れば皆がうっとり聞きほれる。おーい、三日月さーん、どこまで行っちゃうの?というところで催眠がとける。

■「小倉を皮切りに全国62ヶ所の大々的ツアーが決定。ラテン系のギタリストが・・・」と三日月の耳元で囁く催眠療法士の助手シーンが実にイイ。どちらかというと、このシーンが今回の謎解きの山場かも。ゲストのともさかりえを差し置いて、今回の主役は三日月さんこと麻生久美子さんなのでした。お疲れ様!

●●●今回、やられた小ネタ。●●●

■編集者、中村さんの髪型。担当の小説家である卯月、七海と一緒に映っている写真で全部髪形が違う。・・・かつて霧山は『嘘をつくと頭皮にかく汗で髪型が変わる』という説を唱えていたが、と思ったら、目の前で、どんどん髪型変わるし、終いには、異星生物か何かのようにモゾモゾと動きはじめるし。髪の毛が霧山に飛びかかってくるんじゃないかと気が気じゃ無かったよ。
■『多め亭』改め、『早め亭』のオバちゃん、さらにパワーアップ。恐るべき予知能力を見せつけた。だが、意外にも店の外では「能力」が使えないことも発覚。さらに真加出さんのお母さんであることも分かり、今後の展開からは目が離せない。
■蜂須賀さん、カメは噛んではいけません。バッチイから。
■またしても凶器は、鈍器(ドンキホーテ)かと思ったら・・・今度は「ヤリ」のほうでした。ドンキホーテ恐るべし。
■前作#8で最後まで解けなかった謎の言葉「またぞろけむたりぃ」が、催眠から覚めた三日月が手にしたCDに・・・。
■残念ながら「はつ洗濯舗」のオバちゃんと謎のロシア人ゴーゴリの再登場は叶わなかった。突然現れて霧山を投げ飛ばし、「あっぱぁ!」と叫んで去っていった真加出さんの彼氏で今回は我慢することとしよう。
                       <2007.05.07 記>
■センセーショナルな人々が巻き起こすのはセンセーションですが・・・


 
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・第3話 身もフタもないといえなくも無くもないのだ。プクー。
 

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■「帰ってきた時効警察」公式HP
http://www.tv-asahi.co.jp/jikou/

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http://yukarin.livedoor.biz/archives/51145672.html

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帰ってきた時効警察ですが、今回ともさかりえと矢崎滋を迎えて日本酒の宣伝でもするのかと思いきやそうでもないようです。ともさかりえは、催眠療法士だそうですが、この二人よりも真加出の母親である早め亭の女亭主の方が出ていた気もします。(帰ってきた時効警察、第4話感想、以下に続きます)... [続きを読む]

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