2012年5月15日 (火)

■見切られる。

日曜日に忍野に行ってきた。

午前中、温泉裏まわりを攻めるも反応なし。

やはり、富士急前に落ち着く。

 

ヤマメちゃんが継続的にポツン、ポツンとなにやら小さなものにライズしていて、時折、カポリとニジマスのライズ。

そのなかで、やる気のありそうなニジマスを狙ってコカゲロウ#20を投げる。

ん、と反応はあるのだけれど、食うまでにいたらない。

完全に見切られている。

 

そこはあきらめて、流れ込みのあたりを攻める。

アカマダラらしきカゲロウがハッチしているので、フライもそちらにスイッチ。

が、ここでも見切られる。

川底からフライめがけて浮上してくるのだけれど、フライをじー、と観察されて、プイと帰っていく。

これはたまらなくくやしい。

 

フローティングニンフ、ユスリカ・ピューパなど、いろいろ試してみるのだが、様子を見に来て帰っていく、の繰りかえし。

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一日粘って、何とか3匹出てくれたのだけれども、どれもひれのまるい放流直後の経験の浅いニジマス君。

 

しかし、本当に困った。

何を巻いたらいいのやら見当がつかなくなってしまった。

すれっからしに効くいいフライ、ないでしょうかね・・・。

                                                <2012.0515 記>

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2012年5月 6日 (日)

■【映画評】『レスラー』。老いてなお、栄光の先にあるもの。

ミッキー・ロークの熱演に泣ける。

●●● 名画座 『キネマ電気羊』 ●●●
    
No.50  『レスラー
           原題: The Wrestler
          監督: ダーレン・アロノフスキー 公開:2008年12月
       出演: ミッキー・ローク  マリサ・トメイ 他

■レスラー スペシャル・エディション [DVD]

■ストーリー■
1980年代に人気レスラーだったランディだが、二十数年経った現在はスーパーでアルバイトをしながら辛うじてプロレスを続けていた。ある日、往年の名勝負と言われたジ・アヤトラー戦の20周年記念試合が決定する。メジャー団体への復帰チャンスと意気揚がるランディだったが、長年のステロイド剤使用が祟り心臓発作を起こし倒れてしまう。現役続行を断念したランディは、長年疎遠であった一人娘のステファニーとの関係を修復し、新しい人生を始める決意をするが…。<Wikipediaより>

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■かつての栄光から20年。50代後半と思われるぼろぼろの肉体をクスリとテーピングでごまかしながらリングに上がり続ける男。

生活は厳しく、トレーラーハウスに住み、家賃の滞納から、そこからも締め出される始末。

スーパーでアルバイトを続けながら、何とか生計を立てている。

その実生活がドキュメンタリー的な淡々とした語り口で描かれていく。

■ところが、その流れもランディが試合後の控室で倒れるところで暗転する。

心臓発作、バイパス手術。

医師からは激しい運動を禁じられる。

いや、そんなことは関係ないと走り込みを始めた途端に息が切れ、己の肉体がどうなってしまったかを実感するランディ。

■ここでランディはつのる不安と寂しさから、ストリッパーの女・キャシディ、そして、自ら育てることを投げだした娘に優しさを求めてしまう。

自分のすべてを賭けていたものを喪失したとき、男は一気に弱さを露呈するものなのだ。

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■一旦は娘の心をこちらに向かせることに成功するランディだったが、荒れた生活から急に更生できるはずもなく、娘の信頼を根本から失ってしまう。

キャシディからも距離を置かれてしまったランディは、やはり自分にはプロレスしかないのだと確信し、文字通り、命を懸けて再びリングにあがるのだ。

■その姿はミッキー・ローク自身と大きくラップする。

イヤー・オブ・ザ・ドラゴン、ナイン・ハーフ、エンゼル・ハートで二枚目俳優として確固たる地位を築いたかに見えたミッキー・ロークだったが、その後、何故かボクシングに目覚めるも、映画俳優としてはあまり陽が当たらなくなってしまった。

そして『エンゼル・ハート』以来、約20年を経てやっと陽の当たるところに立ったのが本作、『レスラー』なのだ。

■だが、そこにはかつてのセクシー2枚目俳優の面影はなく、60歳に手が届こうとする肉体を鍛え上げ、レスラーとして体当たりの演技を見せる。

そこには悲痛な雰囲気さえ漂ってくる。

20年間の間にミッキー・ロークに何があったのかは知らない。

だが、その顔に刻まれた整形手術の痕が、彼の苦しみを生々しく物語っているかのように思える。

■ラストのジ・アヤトラーとの再戦。

ここで、アヤトラーが、「楽しい!この感覚を忘れていたぜ!」的なことを言う場面がある。

ここに彼らのメンタリティが集約されているのではないか。

普通の幸せを投げ打ってでも、つかみたい、つかんでいたい何かがそこにある。

そして、我々中年男が忘れてしまった、心の奥底にある何かを呼び起こし、火をつけるのだ。

だから、必殺技は外せない。

ラム・ジャム!!

                        <2012.05.06 記>

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■STAFF■
監督   ダーレン・アロノフスキー
脚本   ロバート・シーゲル
音楽   クリント・マンセル
主題歌 ブルース・スプリングスティーン
撮影   マリス・アルペルチ
編集   アンドリュー・ワイスブラム


■CAST■
ランディ・“ザ・ラム”・ロビンソン ミッキー・ローク
キャシディ     マリサ・トメイ
ステファニー・ラムジンスキー エヴァン・レイチェル・ウッド
レニー       マーク・マーゴリス
ウェイン       トッド・バリー
ニック        ウェス・スティーヴンス
ジ・アヤトラー   アーネスト・ミラー
ロン・キリングス  ロン・キリングス 
ネクロ・ブッチャー ネクロ・ブッチャー

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●●● もくじ 名画座 『キネマ電気羊』 ●●●

 

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2012年5月 2日 (水)

■【映画評】『第9地区』。名前、そして3年後の約束。

難しいことを考えずに楽しみたい、いい意味でのB級娯楽作品である。

●●● 名画座 『キネマ電気羊』 ●●●
    
No.49  『第9地区
           原題: District 9
          監督: ニール・ブロムカンプ 公開:2009年8月
       出演: シャールト・コプリー 他

第9地区 [DVD]

■ストーリー■
南アフリカの都市ヨハネスブルグ上空に突如エイリアンの宇宙船が出現した。

その中からは衰弱した大量のエイリアンが発見され、宇宙船の直下には彼らの難民キャンプが作られた。

それから28年が経過、第9地区と名付けられた難民キャンプはスラムと化し、新しい第10地区への移住が始まる。

エイリアンを管理する超国家機関MNUの職員であるヴィカスは、その立ち退き計画を指揮することになるのだが、不慮の事故でエイリアンが隠し持っていた謎の液体を浴びてしまう。

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■ドキュメンタリー風にインタビュー形式で作品世界が語られていく。ともすると、陳腐な説明くささに陥りそうな手法だが、テンポがよくて、あまり嫌味を感じさせない。

細かいことはよく分からんが、ともかくエイリアンの移住計画があって、主人公のヴィカスがエイリアンひとりひとりから承諾書を取りつける、なんだかのんびりした話なのか・・・と思いきや、なのである。

■ヴィカスが謎の液体を顔に浴びてしまい、何らかの恐ろしげなものに感染してしまう。

そこから物語が転がり始める。

予備知識なしに見たのだが、ドキュメンタリータッチの客観性とヴィカスの陥った極めてワタクシ的で深刻な事態の対照性が後者をより引き立てていて面白い。

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■■■ 以下、ネタバレ注意 ■■■

■黒い液体を浴びてエイリアンの遺伝子に書き換えが進み、次第にエイリアンに変身していくヴィカス。

だが、それは何故か恐怖を伴うものではない。

エイリアンの武器はエイリアンの遺伝子がないと機能しない、という設定が効いていて、ヴィカスはそれを使いこなすことができる。

それが故に、実験体としてMNUにその身を狙われる。

だから、わが身に起きたこと自体に恐怖を感じるどころではないのである。

■変身に焦点をあることも出来ただろうが、ブロムカンプはそうしなかった。

スピードと多様性がこの映画の命だと知っていたからである。

国際機関の陰謀、スラムに巣食うギャング、銃撃戦、エイリアンの超技術、母星への帰還。

それらがそれぞれに魅力を失うことなくヴィカスを中心に渦巻いて、この作品が形作られているのだ。

最後にはモビルスーツまで登場させてしまう、そのサービス精神がたまらない。

■その一方で、この映画をエイリアンの姿を借りて人種差別を描いた作品とみる向きもあるだろう。

南アフリカを舞台としていて、エイリアンを隔離するこの話は、いやでもアパルトヘイトを想起してしまう。

実際、監督のニール・プロムカンプは南アの出身で、無関係ということは無さそうだ。

だが、着想はそこにあったとしても、テーマとしては別であると思う。

■ヴィカスと行動をともにするクストファー・ジョンソンという名のエイリアンがいて、最後には宇宙船で母星に帰っていくわけであるが、彼のその後の行動は分からない。映画の中のコメンテーターが言っていたように、ただ逃亡しただけなのか、仲間を救出しに来るのか、或いは戦争を仕掛けるのか。

ただ確かなことは、ヴィカスに約束した3年後に再び戻ってくるだろうという、そこである。

そこにあるのは異種族間に結ばれた強い友情であり、希望である。

それは人種差別云々という枠組みを切り崩す、個々のつながり、絆である。

■ここで重要なのは、彼が単なる「エイリアン」として描かれるのではなく、「クリストファー・ジョンソン」という名前を与えられているところだ。

ヴィカスに約束をしたのは「クリストファー・ジョンソン」なのだ。名無しのエイリアンでは得ることができない圧倒的な重みがそこにある。

ヴィカスは最後には完全にエイリアンの姿になってしまうが、観る者が安心していられるのはクリストファー・ジョンソンが必ず帰ってきてヴィカスをもとの姿に戻してくれると信じることが出来るからだ。

それ故に、このラストは清々しい。

そこに政治的メッセージの入り込む余地はない。

                          <2012.05.02 記>

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■STAFF■
監督 ニール・ブロムカンプ
脚本 ニール・ブロムカンプ
    テリー・タッチェル
音楽 クリントン・ショーター
撮影 トレント・オパロッチ
編集 ジュリアン・クラーク

■CAST■
ヴィカス・ファン・デ・メルヴェ シャールト・コプリー
クーバス大佐          デヴィッド・ジェームズ
クリストファー・ジョンソン(エイリアン)  ジェイソン・コープ

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2012年5月 1日 (火)

■忍野の春。

GWのど真ん中。忍野も混んでいるかと思いきや、さほどでもありませんでした。

やっぱり平日はちゃんと働いている人が多いんだね。

 

早朝の気温12度。

忍野にも春がやってきたようです。

まずは川辺に咲くスミレの仲間。

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横から見ると、墨入れ(?)がやけに発達しているような。

何という種類なんでしょう。

 

土手に咲く桜もいい風情。

これで晴れていれば、言うことないんだけど。

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さて、釣りの方はどうかというと、

やっぱり苦戦。

11時過ぎにニンフでやっと一匹目。

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このあと、コカゲロウのスペントをイメージした#20ドライで一匹。

イメージ通りに出てくれて、これは会心のヒットでありました。

 

そこで、雨が本降りになってきたのでカッパをとりに行きがてら昼食タイム。

 

このあたりで満足してしまったのがイケなかったのか、午後はさっぱり。

最近、根気がなくなってきたというのか、粘りがなくなってきた気がする。居そうな流れを見つけたら、ただひたすら無心にフライを投げ続ける、そういう心持ちがない。

いろいろ考えて、いろいろ試す、場所を変える。

それはいいことなんだけど、裏を返せば落ち着きがない、ということ。

そのへんが今日の反省点であります。

よーし、次回は粘るぞー!!

                            <2012.05.01 記>

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2012年4月17日 (火)

■忍野リベンジ。

前回のボウズに懲りず、またしても忍野に行ってきました。

自衛隊橋から忍野温泉裏、金田一橋まで下るもライズ全くなし。

この間よりも水は澄んできているのだけれど魚影も少ない。

苦戦しそうな予感、ぷんぷんなのである。

 

富士急ホテル前まで下ってきて、やっとニンフで釣っている人に出会う。

この辺ならいけるかも、

と流れ出しのところで#20のパラシュートをながす。

が、反応なし。

その間に、お隣はニンフでまた釣り上げている。

 

やっぱ、ニンフかな、と思いつつもドライで通す。

パラパラとコカゲロウがハッチしていて、状況的には悪くないはずと信じて投げる。

と、フライに反応が!

慌てて合わせるも、まったく合わない。

しばらくしてまた出るのだけれども、かすりもしない。

 

うーん、合わせが遅いのか、はたまた、食っていないのか。

そうこうしている間に、ぽつり、ぽつりとライズが始まった。

よし、とフライを投げ込む。

出る。

けど、合わない!!

これは、精神的にダメージでかいです。

ライズも終わり、自信喪失、無力感だけが残る。

 

そんな意気消沈のフライにふらりと出てくれたのが

30cmサイズのブラウンくん。

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今シーズン、忍野初ゲットです。

いやあ、今日もボウズかとひやひやしたけど、

なんとか、一息つけました。

 

その後は、まったく反応すらなくなって、
気が付けばもう夕方。

 

イブニングを狙い、お魚がいそうなところを探して自衛隊橋上流に戻ると

ヤマメちゃんがライズしている。

GOODサイズだ。

 

けど、ミッジに反応してくれたのは、10cmのチビヤマメちゃん。

こんなちっちゃいの、よく釣れたな、というくらい、ちっちゃい。

けど、まあ、一匹は一匹。

その後、15cmを追加して終了。

 

うーん、

ボウズではなかったものの、課題の残る一日でありました。

次は管釣りで、感と自信を取り戻そうかね。

                           <2012.04.17 記>

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2012年4月 3日 (火)

■忍野の富士山

日曜日に忍野に行ってきた。

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朝の気温はマイナス2℃。

4月に入ってもやっぱり寒い。

昨日の雨の影響か、濁りが入って魚影が見えない。

ミッジを流すがまったく反応がない。

ふと見上げると、富士山がきれいだった。

 

お昼になって、たまにポツリポツリと釣れている人はニンフにマーカーというスタイル。

少しマネをして流してみるが、すぐ飽きる。

辛抱がたりないのだ。

 

そんなこんなで釣れるどころか反応さえまったくないまま

いろんなポイントを歩き回って

一日が経ってしまった。

 

それでも往生際悪くイブニングにかけるが

ぽつん、ぽつん、と散発するライズは、まったくフライに見向きもしない。

最後の最後にポコンっと来たが、合いません。

ここで日没、終了。

 

絶対的にお魚が少ないように感じるのは自分だけ?

ただ目視できないだけなんだろうか・・・。

 

けど、何故かストレスは残っていない。

釣れなくても、天気のいい忍野は気持ちいいからね。

 

再来週、水が澄んできたところでリベンジ、

などと思っていたのだけれど

今日の台風並みの低気圧。

ちょっと心配なのである。

                      <2012.04.03 記>

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